出版営業スタッフブログ

話題の新刊、売れ筋タイトル、書店店頭でのフェア展開など、インプレスの書籍に関する耳より情報を随時アップします。

2017年3月 7日

書店ではなかなか見つからない!「インプレスの隠れた良書を紹介 あの頃のベストセラー」のコーナー。

今回は、初版は2005年、2012年には新装版として発売された、故・眞木準氏が厳選したトップクリエイターの仕事術「ひとつ上の」シリーズの3部作から、『ひとつ上のアイディア。』をご紹介します。


あの名著がコンパクトになって再登場! "企画稼業"クリエイター20人 アイディアづくりのすべて。

紙書籍版:1,400円+税(本体)
発売日:2012/2/23
著者:眞木 準 編
ISBN:9784844331612



『ひとつ上のアイディア。』は、広告業界や建築業界のトップクリエイターのアイディアと、その創出方法を惜しみなく公開した本。

ビジネスパーソンの、
 ・人が驚くようなアイディアを出したい。
 ・単発ではなく、アイディアを出しつづけたい。
 ・アイディアを仕事の結果につなげたい。
という願いを叶えるための解決策が、この本には示されています。

しかし、結論から言うと近道はありませんでした...。
実際に、読んでみてわかるのは、トップクリエイターにとっても、アイディア出しは容易ではないということ。

コピーライターの岩崎俊一氏は「平面上でウロウロしていてはいけないんですね。見あげたり、見おろしたり、グーンと離れたり、思い切り近づいたり、見る角度や位置を奔放に変えながらアイディアの発見につとめる」と多角的な思考の重要さを語っています。

また、コピーライターの児島令子氏はこう言います。
「アイディアとは、答えではなく問いの中から生まれるもの。だから問いを考えつづけて自分を反応させる。スクリーニングされた直感がいい反応をもたらす。」
すぐに答えをだそうとせず、自分の反応をみつめることが、アイディアを生み出すのでしょう。

博報堂の常務執行役員だった小沢正光氏は「オリジナリティなど必要ない」と言い切っています。
「アイディアが出ない人というのは、だいたい頭の中でごちゃごちゃやっているだけのことが多い。本人はそれで考えているという。でもそれは違う。
考えるということは、紙に書いて出すということです。実際に考えてますと言っている人に、書いてみろと紙を渡しても何も書けない事が多い。」
とにかく、頭の中で考えていることをすべて書き出し、清書しながら整理し、選ぶ。
その行程を、3回3ラウンド実行する...。

そのくらい、頭も手も使って、考えに考えて、ふるいにかけて残ったアイディアこそが、文字通り「ひとつ上のアイディア。」なのだと思います。

とはいえ、トップクリエイターではない私たちが、彼らと同じ方法でアイディアを得ることは難しいかもしれません。
そんなときはまず、本書の編者である眞木準さんのイントロダクションを読んで、「2時間クリエイター法」を順番に実践してみてくださいね。

とにかく、今読んでも古びることがないトップクリエイターの生の言葉は、日々の仕事を後押ししてくれること間違いなし。
企画やプランニングの仕事・業務に携わっている人、クリエイター・クリエイターを目指す人だけでなく、日々の仕事をクリエイティブにしたいと思っている人におすすめの1冊です。

こちらもおすすめ!

2017年2月 3日

書店ではなかなか見つからない!「インプレスの隠れた良書を紹介 あの頃のベストセラー」のコーナー。第2回目はこちらの書籍をご紹介させていただきます!


改訂新版 コンピュータの名著・古典 100冊

改訂新版 コンピュータの名著・古典 100冊

永遠に色あせない不朽の名著ベスト100冊のエッセンスをまるごと紹介!「コンピュータ名著読書委員会」が、コンピュータ出版史に残る歴史的名著を選出。今だからこそ読む価値がある―「コンピュータを読み解く」ためのブックガイドの決定版。

紙書籍版:1,600円+税(本体)
電子書籍版:1,000円+税(直販通常価格)
発売日:2006/9/22
著者:石田晴久 編・著/青山幹雄、安達淳、塩田紳二、山田伸一郎 共著
ISBN:9784844323044


コンピュータ業界の重鎮が "若いエンジニアに読んでほしい" 名著・古典100冊を厳選

著者は日本のC言語とUNIX、そしてインターネットの基礎を築いた石田晴久氏。また、共著として、山幹雄、安達淳、塩田紳二、山田伸一郎が参加しています。
日本のコンピュータ史の重鎮である著者人がこの本目指したのは「コンピュータ分野に興味を持つ若いエンジニアや学生が読書をするときの指針となる良書の選出」でした。

技術書だけじゃない、名著・古典を通してコンピュータの歴史を追体験しよう

選書は大きく11の分類され[歴史][人物・企業][ドキュメンタリー][思想][数学/アルゴリズム][コンピュータ・サイエンス][アーキテクチャ/OS/データベース][コンパイラ/言語][プログラミング][ソフトウェア開発][インターネット]となっています。

ひとつ例を挙げますと、[歴史]では『計算機の歴史パスカルからノイマンまで』や『コンピュータ史』のようなコンピュータの歴史に直結したタイトルから『増補 情報の歴史 象形文字から人工知能まで』のような「人類と情報」を広く俯瞰して学べるものまで選出されています。

ほかにも、マイクロソフトやIBMの誕生、パーソナルコンピュータの父アラン・ケイ、日本企業も海外企業勢と熾烈な競争をしているスーパーコンピュータ、コンピュータ犯罪やセキュリティ、インターネットメディアの到来、ユビキタス、UI・UXなど現在にもつながるキーワードが多数ちりばめられた名著も数多く取り上げられています。

これらのいわゆる"読み物作品"を通して「コンピュータの歴史」を追体験しながら、より深く理解できます。

もちろん、アルゴリズムやコンピュータサイエンス、プログラミングやソフトウェア開発などエンジニアリングに直結するタイトルも数多くの紹介。現役エンジニアの方には「なつかしい」タイトルも数多くあるかと思います(私も懐かしい本が何冊かありました)。

Winny作者の金子勇氏をはじめ、豪華メンバーのゲストコラムも必読

この本のもう一つの魅力は、Winny開発者の金子勇氏をはじめとした豪華なゲストコラムにあります。彼らのマインドやアプローチはきっと読書や学習に役立つはずです。

表面的な知識をすぐ得ることができるネットワーク時代だからこそ、これらの本は読むべき価値があるでしょう。
―金子 勇(Winny開発者)

インターネットにはプログラミングに関する無料の情報が氾濫していますが、やはり現在でも専門書籍が最も精錬された情報源であると言えると思います。
―登 大遊(SoftEather開発者)

私の理解を支えたのは、繰り返される朝の読書でした。
―結城 浩(「Javaによるデザインパターン入門」著者)


本日紹介した「改訂新版 コンピュータの名著・古典 100冊」は電子書籍版も発売中です。
今回の「あの頃のベストセラー」はここまで。次回もお楽しみに♪

2017年1月20日

書店ではなかなか見つからない!
「インプレスの隠れた良書を紹介 あの頃のベストセラー」のコーナー!!

第一回目はこちらの書籍をご紹介させていただきます!

クリエイティブマインド

■クリエイティブマインド つくるチカラを引き出す40の言葉たち

著者は「ピッカピカの一年生」「セブンイレブンいい気分」「ランボオ」など数々の伝説的CMを手がけた名クリエイター杉山恒太郎氏。
杉山氏は、たくさんのすぐれた企画者やトップクリエイターを世に送り出している、「名伯楽」としても知られています。
そこで起爆剤となっているのは「言葉」です。
「アイディアは思い出すもの。」
「少しくらいクレージーじゃないと。」
「いつも「なんちゃって」と語尾につけることが肝要。」
「カンタンにいうと、どういうこと?」
といったクリエイティビティにまつわる「ものの考え方=マインド」を示すことで、杉山氏はつくり手たちの創造性を刺激し、才能発揮をうながします。 本書は、そんな杉山氏のマジックワードともいえる40の言葉たちを拾集し、ふだんチームで、現場で、そうしているように、杉山氏みずからがわかりやすく解説を加えたものです。
✽ いいアイディアが浮かばないとき。
✽ うまくチカラを発揮できないとき。
✽ つくり手としての自分を見失ったとき。
私たちの背中を押し、つぎのステップへとジャンプさせてくれるのはいつも、汗のにおいがする実績からしぼり出された「言葉=考え方」。企画やビジネスプロジェクトなどを通じて世の中とコミュニケーションする立場にあるビジネスパーソンは必携の1冊です!!
こちらの書籍はAmazon Kindleをはじめとした各電子書籍サイトでも購入可能です! なかなか手に入らないレア本を電子書籍で読んでみてはいかがでしょうか?