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Web制作者のためのCSS設計の教科書 モダンWeb開発に欠かせない「修正しやすいCSS」の設計手法
2,420円(本体 2,200円+税10%)
- 品種名
- 書籍
- 発売日
- 2014/7/24
- ページ数
- 216
- サイズ
- B5変形判
- 著者
- 谷 拓樹 著
- ISBN
- 9784844336358
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詳細
■著者プロフィール
谷 拓樹(たに・ひろき)
株式会社サイバーエージェント フロントエンドエンジニア
中小企業向けのアプリケーション開発、スタートアップでのスマートフォンサイト制作などを経て、現在はコミュニティサービスの開発、UIデザイン、テクニカルディレクションを担当している。Frontrend、JS Girls、html5jなどのコミュニティ活動や講演活動、その他技術書の執筆もおこなう。著書に『HTML5+CSS3で作る 魅せるiPhoneサイト』(ラトルズ)など。
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■読者のみなさまへ
(本書「はじめに」より抜粋)
私がWeb業界での仕事をはじめて10年近くになりますが、もともとはエンジニアというよりは、デザイナーと呼ばれるレイヤーの出身です。規模の小さなITベンチャーで、UIデザイナー兼マークアップエンジニアを勤めるところからはじめ、これまで多くのデスクトップ向け、スマートフォン、タブレット向けのWebサイト、Webアプリケーションの開発に関わり、それぞれでHTML/CSSの設計と実装を主に担当してきました。その間、何万行にもおよぶCSSを書いてきたわけですが、それでも一度も100%壊れない、完璧なCSSを書けたという記憶はありません。それは10年の経験が生かせていないというわけではなく、CSSという言語の限界があり、多くの著名な開発者であっても同様です。しかし、CSS開発における多くの失敗は多くのアイデアを生み出します。本書で紹介するOOCSSやSMACSS、BEMなどのプラクティスは、それらの経験をもとにして生まれたものです。
また、それぞれのプラクティスは、すべての問題を解決できる唯一のベストプラクティスというわけではありません。本文でも各所で伝えていますが、みなさんのチーム、プロジェクトの問題に対し、解決につながるヒントが見つかったら、適材適所でその良い所を採用してください。そのためのアイデアは、本書にたくさん詰め込んだつもりです。“壊れない完璧な設計を求めるのではなく、壊れたときに勇気を持って修復できる設計を”これは僕にとってのCSS設計の師匠である斉藤祐也氏の言葉ですが、本書を手にとったみなさんにもこの言葉を捧げます。(谷 拓樹)
目次
1-1 CSS設計の重要性
フロントエンドとCSSの仕事
開発に欠かせない設計
より良いCSSのゴール
1-2 破綻しやすいCSS
HTMLの構造に依存している
スタイルを取り消している
絶対値を多用している
修正しやすいCSSへ
モダンなサイト構築ワークフロー
第2章 CSSの基本を振り返る
2-1 CSSセレクタと詳細度
カスケーディングの基本
詳細度
詳細度の計算
2-2 セレクタのリファクタリング
セレクタをより安全でシンプルなものに
要素セレクタを省略する
セレクタを短くする
セレクタを限定的にする
クラスセレクタを活用する
第3章 コンポーネント設計のアイデア
3-1 CSSにおけるコンポーネント設計
コンポーネントとは
3-2 OOCSS
OOCSSの原則
構造と見た目の分離
コンテナーとコンテンツを分離
3-3 SMACSS
カテゴライズ
命名規則
3-4 BEM
MindBEMding
3-5 MCSS
マルチレイヤーCSS
MCSSのレイヤー
3-6 FLOCSS
自分の設計手法を考える
FLOCSSの構成
基本原則
Foundation
Layout
Object
命名規則
カスケーディング
第4章 コンポーネント設計の実践
4-1 コンポーネントをどのように作るか
最適化を焦らない
Rule of three
SOLID CSS
4-2 よくあるコンポーネントの設計・実装パターン
ボタン
アイコン
見出し
メディア
ナビゲーション
リスト
グリッド
汎用クラス
第5章 CSSプリプロセッサを用いた設計と管理
5-1 コンポーネントを個別に管理する
Sassを使った管理方法
マルチクラスとシングルクラス
セマンティックなクラス名
Sassの注意点
第6章 コンポーネントの運用に必要なツール
6-1 コンポーネントの運用
CSSのコメント
ドキュメンテーション
スタイルガイド、パターンライブラリ
6-2 スタイルガイドの作成方法
スタイルガイドのテンプレート
スタイルガイドジェネレータ
ワークフローを見直す
CSS開発・設計に役立つツール
第7章 Web Componentsの可能性
7-1 HTML/CSSのコンポーネント化
現状のHTML/CSSにおける限界
Web Componentsとは
Web Componentsの仕様
7-2 独自のコンポーネントを作る
モデルとなるコンポーネント
my-alert要素を作る
ライフサイクルコールバック
TemplatesとShadow DOM
機能追加とスタイリング
コンポーネント開発の時代に備えて
関連書籍
ダウンロード
-
本データは『Web制作者のためのCSS設計の教科書』で解説しているコードの一部をサンプルデータとして用意したものです。
本書はCSS設計における考え方とその実装例についてフォーカスし、コードを一部省略した記述をしています。そのため、書籍に記述されているコードをそのまま記述するだけでは、キャプチャ画像の通りの見た目にならないこともあります。本データでは、キャプチャを再現するための装飾スタイルを加えています。
お詫びと訂正
誤記のためにご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
- 52ページ CSSのコード(6行目)
- [誤]
.small-logo { - [正]
.logo-small { -
備考:
※当初正誤表にて、52ページのHTMLの方を<h1 class="logo small-logo">とする訂正を掲載しておりましたが、読者様から「文書本文の意味的な流れと一致しないのではないか」(命名規則:構造をベースとした拡張(65ページ))とのご指摘を受け、再度著者の谷氏に確認をしました。結果、ご指摘のとおり、命名規則上CSSの方をlogo-smallとする方が適切と回答をいただきましたので、お詫びして再度訂正いたします。
- [誤]
- 100ページ 本文4~5行目
- [誤]
・Interface Segregation Principle(依存関係逆転の原則)
・Dependency Inversion Principle(インターフェイス分離の原則) - [正]
・Interface Segregation Principle(インターフェイス分離の原則)
・Dependency Inversion Principle(依存関係逆転の原則) - 【 第2刷にて修正 】
- [誤]
- 111ページ 111ページのCSSの1行目
- [誤]
.form__footer { - [正]
.form__button { - 【 第2刷にて修正 】
- [誤]
- 115ページ アイコンフォント実装例のCSSの3行目
- [誤]
@import url(http://weloveiconfonts.com/api/?family=fontawesome); - [正]
削除 - 【 第2刷にて修正 】
- [誤]
- 137ページ ガターのCSSの6行目
- [誤]
background-color: rgba(#489); - [正]
background-color: rgba(68, 136, 153, 1)
あるいは
background-color: #489
- [誤]
- 137ページ グリッド実装例のCSSの1行目〜9行目
- [誤]
.grid__item {
float: left;
box-sizing: border-box; /* border-widthとpaddingをwidthに含める */
width: 16.667%;
> div {
background-color: rgba(#489);
}
} - [正]
.grid__item {
float: left;
box-sizing: border-box; /* border-widthとpaddingをwidthに含める */
width: 16.667%;
}
.grid__item > div {
background-color: rgba(#489);
} - 【 第2刷にて修正 】
- [誤]
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