◎ 岡嶋和幸（おかじま かずゆき）

1967年福岡市生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表の他、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「ディングル」（SB クリエイティブ）の他、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」（富士フイルムフォトサロン）、「潮彩」（ペンタックスフォーラム）、「学校へ行こう！ ミャンマー・インレー湖の子どもたち」（キヤノンギャラリー）、「九十九里」（エプソンイメージングギャラリー エプサイト）などがある。インプレス・フォトスクール講師。

【第1章】カメラ基礎

●ピント…フォーカシング／フォーカスモード／AFモード／フォーカスロック／AF方式／フォーカス機能／被写界深度／アウトフォーカス／パンフォーカス

●露出…露出／絞り／シャッター速度／ISO感度／自動露出／測光／標準露出と適正露出／露出補正／露出判断／階調補正

●色…色温度／プリセットホワイトバランス／オートホワイトバランス／白色重視のホワイトバランス／雰囲気重視のホワイトバランス／仕上がり設定／仕上がり設定の選択／仕上がり設定のカスタマイズ／モノクロモード



【第2章】撮影基礎

●レンズ…レンズの種類／単焦点レンズとズームレンズ／焦点距離と画角／焦点距離と撮影距離／遠近感／圧縮効果／ワーキングディスタンス／撮影倍率／収差／広角レンズ／標準レンズ／望遠レンズ／マクロレンズ／特殊レンズ

●光…光で描く／光の角度と方向／光の強さ／光と調子／順光／逆光／サイド光／半順光と半逆光／日陰／曇天／雨天／透過光／間接光／人工光／フラッシュ光／補助光

●構図…主題を決める／フレーミング／ポジション／レベル／アングル／視線誘導／横位置と縦位置／二分割構図／中央一点構図／三分割構図／三角構図／水平構図と垂直構図／斜線構図／シンメトリー構図／曲線構図／放射構図／トンネル構図／ハイキー／ローキー／配色



【第3章】撮影実践

ボケを生かして美しく見せる／手前から奥まではっきり見せる／主役の存在を際立たせる／明るく優しい感じに仕上げる／落ち着いた感じに仕上げる／低速シャッターで流動感を表現／薄暗いシーンで臨場感を出す／優しくソフトな印象に仕上げる／メリハリをつけて力強く見せる／ノスタルジックな雰囲気にする／夕景をドラマチックに見せる／親近感や親密感を伝える／見たまま感じたままを捉える／全体をくっきりシャープに写す／被写体をダイナミックに捉える／色彩豊かで鮮明に見せる／質感を滑らかに描写する／夜景の光と色を華やかに写す／主題をストレートに表現する／画面に臨場感をプラスする／トンネル効果で視線を誘導する



【第4章】写真制作

●画像処理…カメラの記録形式／写真制作のワークフロー／画像処理のプロセスを考える／画像処理はプリントで確認／鑑賞距離で画像処理を判断／RAW現像 その1～3／フォトレタッチ その1～3

●プリント…プリント制作の方向性を決める／プリント用紙を選ぶ／プリント用紙の取り扱い／プリントの余白の付け方／プリント環境を整える／カラーマネジメント／プリント設定の基本／プリンタードライバの設定



【第5章】写真表現

●テーマ…単写真と組写真／テーマを考える／テーマの見つけ方

●ステートメント…ステートメント／ステートメントを考える／ステートメントの書き方／伝わるステートメント

●セレクト…テーマに沿った撮影／テーマに沿ったセレクト／セレクトの注意点／セレクトのワークフロー

●構成…作品の構成を考える／ストーリー型／コレクション型／グループ型



【第6章】プレゼンテーション

●ポートフォリオ…ポートフォリオを作る／ページネーションを考える／ポートフォリオを活用する

●写真展…ギャラリーで作品展示／展示方法を考える／額装のポイント／プロモーション／展示レイアウトを考える／会期中にするべきこと