渡辺保裕（わたなべやすひろ）
1967年6月11日生まれ。東洋大学文学部中国哲学文学科卒。東洋プロ・レスリング2冠王（学生プロレス）。加藤唯史、さとうふみや、原哲夫のアシスタントを経て独立。93年週刊少年ジャンプ増刊号でデビュー。79年西本近鉄の優勝に感動。80年近鉄バファローズ子供の会入会。以来現在に至るまで永遠の猛牛党。猛牛無き後は放浪を経て獅子に流れ着く。不倶戴天の敵であった西武を応援する理由は、「いいパンチだったぜ」という夕焼け番長的なものなのか、手塚治虫リスペクトなのか、単に地政学的なものなのか。本人にもわからない。作品に『ワイルドリーガー』『財前丈太郎』『熱球時代』『アウトピッチ』『ドカコック』『ドカせん』『任侠学園』『神様がくれた背番号』『球場三食』他。少年画報社『斬鬼』にて時代劇『九文字銀蔵』（原作：工藤かずや）を連載中。小林旭ファン。
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長谷川晶一（はせがわしょういち）
1970年5月13日生まれ。早稲田大学商学部卒。出版社勤務を経て2003年にノンフィクションライターに。05年よりプロ野球12球団すべてのファンクラブに入会し続ける、世界でただひとりの「12球団ファンクラブ評論家(R)」。ではあるが、実は1980年に初めてヤクルトFCに入会して以来40年純潔を保ち続ける一途なヤクルトファン。著書に『プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた！』『いつも、気づけば神宮に東京ヤクルトスワローズ「9つの系譜」』（以上、集英社）、『幸運な男――伊藤智仁 悲運のエースの幸福な人生』『96敗――東京ヤクルトスワローズ～それでも見える、希望の光～』『再起――東京ヤクルトスワローズ～傘の花咲く、新たな夜明け～』（以上、インプレス）、『虹色球団 日拓ホームフライヤーズの10カ月』（柏書房）ほか多数。
@HasegawSh　facebook.com/hasesho

伊藤智仁（いとうともひと）
1970年10月30日生まれ。京都府出身。花園高校を卒業後、三菱自動車京都に入社。1992年のバルセロナオリンピック日本代表に選出され、1大会27奪三振のギネス記録を作るなど、日本の銅メダル獲得に大きく貢献。同年のドラフト会議でヤクルト、広島、オリックスの3球団が1位指名、抽選の結果ヤクルトに入団。ルーキーイヤーの93年は高速スライダーを武器に7月までに7勝2敗、防御率0.91と驚異的な数字を挙げる。右ひじの故障で1軍を離れたが、あの松井秀喜を抑え、実働2ヵ月半で新人王を獲得。長いリハビリ生活を乗り越え97年にカムバック賞を受賞するも、01年に肩を故障し再び戦線離脱。03年を最後に現役引退。04から17年までヤクルトの投手コーチを務め、18年にはBCリーグ・富山GRNサンダーバーズの監督に就任。19年より楽天の投手コーチ。

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