プロセスマイニングの教科書─基礎理論からプロセス可視化、組織での活用まで

プロセスマイニングの教科書─基礎理論からプロセス可視化、組織での活用まで

2,178円(本体 1,980円+税10%)

品種名
書籍
発売日
2026/10/16
ページ数
184
サイズ
A5判
著者
長谷川 康一 著/一般社団法人 プロセスマイニング協会 著
ISBN
9784295024873

プロセスマイニングを体系的に学ぶ1冊

基幹システムのイベントログから業務プロセスの実像を再現し、ボトルネックやムダを事実にもとづいて可視化するプロセスマイニング。本書は基礎理論からモデリング、分析、実務導入と組織への定着、AI時代の展望までを全7章で体系的に解説した教科書です。著者はUiPath会長CEOの長谷川康一氏と一般社団法人プロセスマイニング協会(APMJ)。“プロセスマイニングの父”アールスト教授が序章を寄稿し、第6章ではリコー、TOTOの全社展開をインタビューで詳述。APMJ「プロセスマイニング検定」の指定書(予定)。

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著者紹介

[著者紹介]
長谷川康一(はせがわ こういち)
一般社団法人プロセスマイニング協会 理事UiPath株式会社 会長CEO広島県出身。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。アーサー・アンダーセン(現アクセンチュア)、ゴールドマン・サックス、ドイツ銀行グループ、バークレイズ銀行グループなどでCIOやCOOを歴任。30年以上にわたるコンサルティング、金融業界、海外マネジメント経験を持つ。2017年にUiPath日本法人を設立、代表取締役CEOとして3年でRPA市場のリーディングカンパニーへと成長させる。現在は会長CEOに就任。プロセスマイニングの可能性に早期から注目し、プロセスマイニング協会発足から関与、理事としてプロセスマイニングの普及に尽力している。

一般社団法人 プロセスマイニング協会
プロセスマイニングの社会的認知を高め、実践ノウハウを共有することを目的とする一般社団法人として2020年6月に設立。略称はAPMJ。代表理事は百瀬公朗(上智大学特任教授)。名誉会長に“プロセスマイニングの父” であるウィル・ファン・デル・アールスト教授(独アーヘン工科大学)を迎える。国内の企業・大学・ベンダーが参画し、調査研究、情報発信、普及啓蒙、人材育成を柱に活動。知識レベルを認定する「プロセスマイニング検定」の実施や、誰でも無料で利用できるツール「みんなのプロセスマイニング」の提供などを通じて、日本におけるプロセスマイニングの普及と定着に取り組んでいる。 https://apmj.or.jp/

目次

序章 ウィル・ファン・デル・アールスト教授(独アーヘン工科大学)

第1章 業務改善の歴史とプロセスマイニングの誕生
1-1. 産業革命と科学的管理法の黎明
1-2. 戦後の品質革命とリーン生産方式
1-3. 全社的品質管理(TQM)とシックス・シグマの普及
1-4. ビジネスプロセスリエンジニアリング(BPR)の衝撃
1-5. 業務プロセスとIT:ERPシステムとBPMの展開
1-6. デジタルトランスフォーメーションと新たな潮流:RPAとプロセスマイニング
1-7. いま、プロセスマイニングが必要とされる理由

第2章 プロセスマイニングの登場
2-1. プロセスとは何か:プロセスマイニングの対象(定義と粒度)
2-2. プロセスマイニングとは何か
2-3. プロセスマイニングを構成する3つの技術
2-4. イベントログとは何か
2-5. プロセスマイニングによる改善サイクル
2-6. 従来の業務改善手法を補完するプロセスマイニング

第3章 プロセスモデリング
3-1. なぜモデリングが必要なのか
3-2. モデリングのレベルと視点
3-3. モデリングの基本要素と構造
3-4. モデリング記法とツールの選定
3-5. モデリングのための情報収集手法
3-6. プロセスモデルの検証とシミュレーション
3-7. モデルの活用とメンテナンス

第4章 プロセス分析のステップ
4-1. プロセス分析の意義と全体像
4-2. 情報収集のアプローチと留意点
4-3. 分析対象プロセスの選定とスコーピング
4-4. 分析フレームワークと技法の活用
4-5. 分析の構造化と文書化
4-6. 継続的改善につなげる分析活動の運用

第5章 プロセスマイニングの実務導入と改善活動
5-1. プロセスマイニング導入の戦略的設計
5-2. 導入プロジェクトの立ち上げと進行管理
5-3. 分析成果を実行に変える体制と役割設計
5-4. 継続的モニタリングと例外検知の仕組み化
5-5. 改善施策の実行と自動化連携
5-6. 定着と拡張に向けた運用と展開戦略
5-7. プロセスマイニング活用の課題

第6章 プロセスマイニング 国内導入事例
リコー流BPM「プロセスDX」 現場主体の改善活動からプロセスマイニングの全社展開へ
TOTO セラミック事業部の挑戦 モデルベース型業務変革で実現する継続的改善

第7章 プロセスマイニングの未来
7-1. アナログ業務のデジタル化への挑戦
7-2. デジタルツインの落とし穴
7-3. AIエージェントとエージェンティックオートメーションの可能性
7-4. AI時代における人間とAIの新たな関係
7-5. プロセスマイニングからプロセスインテリジェンスへ

あとがき
索引

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