- トップページ
- ゲームと犯罪と子どもたち -ハーバード大学医学部の大規模調査より
ゲームと犯罪と子どもたち -ハーバード大学医学部の大規模調査より

3,850円(本体 3,500円+税10%)
- 品種名
- 書籍
- 発売日
- 2009/5/22
- ページ数
- 344P
- サイズ
- A5判
- 著者
- ハーバード大学医学部 ローレンス・カトナー博士、シェリル・K・オルソン博士 共著/鈴木南日子 訳
- ISBN
- 9784844327080
ゲームは子どもに悪影響を及ぼすのか? 2,000名調査で見えた真実。
米国政府から150万ドルの予算を受けて、ハーバード大学医学部の研究者たちが1257名の子ども、500名の保護者、数百名の業界関係者を科学的な手法で徹底調査。犯罪の原因をゲームに求めることで見のがしてしまう、多くの根源的な問題を浮き彫りにした。
FBIの操作訓練シミュレーションを、熟練の捜査官は極度の緊張状態で体験し、一般市民は刺激的なアトラクションとして体験する。両者には、シミュレーションが現実に結び付くかどうかの違いがある。日々危険にさらされ、実際に銃撃されたことのある捜査官と、銃を持ったことがない一般市民。その違いは明らかだ。では子どもたちはどうか? 子どもたちはゲームの世界が空想の出来事であり、現実にはあり得ないことを認識したうえで、遊んでいるのだ。(本書帯より)
FBIの操作訓練シミュレーションを、熟練の捜査官は極度の緊張状態で体験し、一般市民は刺激的なアトラクションとして体験する。両者には、シミュレーションが現実に結び付くかどうかの違いがある。日々危険にさらされ、実際に銃撃されたことのある捜査官と、銃を持ったことがない一般市民。その違いは明らかだ。では子どもたちはどうか? 子どもたちはゲームの世界が空想の出来事であり、現実にはあり得ないことを認識したうえで、遊んでいるのだ。(本書帯より)
「読者アンケートに答える」「読者プレゼントに応募」の場合もこちらをご利用ください。
書籍の内容に関するお問い合わせはこちら。お答えできるのは本書に記載の内容に関することに限ります。
学校・法人一括購入に関するお問い合わせはこちらへ。
詳細
■ページイメージ
■訳者からのメッセージ
■編集者からのメッセージ
![]() |
■訳者からのメッセージ
| 詳しい目次「あとがき」をご参照ください。 |
■編集者からのメッセージ
| 「暴力描写の多いゲームをやる子どもは暴力的になる」という世間の常識が実は誤りだったことを、科学的な調査に基づいて立証ました。内容は調査報告と考察を中心に、一般向けに平易に解説されていて、保護者への助言もあります。著者はハーバード大学医学部の研究者。調査、研究は米司法省の資金援助を受け、著者を中心に、児童青年精神医学、成人精神医学、進化生物学、公衆衛生、臨床心理学、発達心理学、教育心理学、社会政策学など、各分野の研究者が集まって行われています。データの曲解や思い込み、あるいは感情的に専門家やマスコミが煽りたてたゲーム批判を、科学的な調査によって冷静に否定。保護者や政治家がゲームの悪影響に目を奪われることで見のがしている、大切で繊細な問題を指摘しています。 |
目次
まえがき
第1章 科学的には根拠のないゲーム批判
――子どもたちはゲームと現実を混同しているのか
第2章 新しいメディアはいつの時代も非難の的
――印刷術の発明から最新技術のゲームまで
第3章 過去の研究データの正しい読み方
――曲解やトリックがつくりだす歪んだ常識
第4章 1254人の子どもと500人の保護者を調査する
――「普通の子ども」と「普通ではない子ども」の境界線
第5章 子どもがゲームをするほんとうの理由
――子どもたちのことは子どもたちに聞いてみる
第6章 たしかに存在する“悪い“ゲーム
――ゲームを作る大人の側の思惑
第7章 年齢による審査制度を再考する
――親は何を基準にゲームを選べばいいのか
第8章 ゲーム批判で見のがす問題の本質
――子どもの味方を標榜する政治家たち
第9章 保護者が子どもにできること
――衝突するのではなく対話しながら導く
訳者あとがき
■著者プロフィール
第1章 科学的には根拠のないゲーム批判
――子どもたちはゲームと現実を混同しているのか
第2章 新しいメディアはいつの時代も非難の的
――印刷術の発明から最新技術のゲームまで
第3章 過去の研究データの正しい読み方
――曲解やトリックがつくりだす歪んだ常識
第4章 1254人の子どもと500人の保護者を調査する
――「普通の子ども」と「普通ではない子ども」の境界線
第5章 子どもがゲームをするほんとうの理由
――子どもたちのことは子どもたちに聞いてみる
第6章 たしかに存在する“悪い“ゲーム
――ゲームを作る大人の側の思惑
第7章 年齢による審査制度を再考する
――親は何を基準にゲームを選べばいいのか
第8章 ゲーム批判で見のがす問題の本質
――子どもの味方を標榜する政治家たち
第9章 保護者が子どもにできること
――衝突するのではなく対話しながら導く
訳者あとがき
銃乱射事件の犯人はゲームオタクだった、などという話を耳にしたことはないでしょうか。アメリカと違い日本では銃乱射事件こそまれですが、最近の子どもたちはゲームばかりしているため、人づきあいが苦手で、キレやすくなったなどともいわれています。しかし、ほんとうにゲームはそれほど悪いものなのか、本書の著者ローレンス・カトナー博士とシェリル・K・オルソン博士は、精神医学、公衆衛生、心理学、社会政策学、そして進化生物学者までを含む研究チームとともに、既存の論文を徹底的に検証し、中学生とその保護者約2,000人にアンケートとインタビューを行い、この問題を多角的に調査しました。 この研究結果はゲームの影響についてマスコミ受けするような単純な断定を避ける一方で、興味深い事実をいくつも明らかにしました。たとえば暴力的なゲームは複数のプレイヤーで行うことが多く、こうしたゲームをしている男の子は対人能力が高いためか、いじめの被害者になるケースが少ないとのこと。一方、女の子の場合、暴力的なゲームをするのは少数派で、ほかの女の子よりも問題行動が多い傾向があるといいます。ただし、暴力的なゲームをしていても問題を起こさない子どものほうがはるかに多く、子どもたちはゲームのなかの仮想世界と現実世界を混同してはいませんし、むしろ怒りを発散し、現実世界での争いを回避する手段としてゲームを活用しているようです。 マンガや映画、テレビなど、新たなメディアが誕生するたびに保護者は子どもへの悪影響を懸念し、マスコミや政治家はこれらの新メディアを諸悪の根源のように批判しました。本書はゲーム批判の裏にある恣意的な意図を鋭く指摘するとともに、ゲームと攻撃性の研究が抱える問題点を検証し、保護者への具体的なアドバイスも掲載しています。近年ますますメディアリテラシーの重要性が認められ、日本でも総務省や業界団体などがさまざまな情報や教育の場を提供していますが、子どもばかりでなく大人も、安易なマスコミ報道に流されぬよう、注意が必要だとひしひしと感じました。(抜粋) |
■著者プロフィール
ローレンス・カトナー、シェリル・K・オルソンの両博士は、ハーバード大学医学部精神科に所属。ボストンのマサチューセッツ総合病院精神科を拠点とするメンタルヘルス・アンド・メディア・センターの共同創設者兼共同ディレクターでもある。 児童心理に関する5冊の著作があるローレンス・カトナーは、『ニューヨーク・タイムズ』紙のコラム「ペアレント&チャイルド」への寄稿でも知られている。 シェリル・K・オルソンは、『ペアレンツ』誌でティーンエージャーの問題を扱うコラムニストとして活躍。本書の基礎となった米国政府の資金による大規模研究プロジェクトの研究責任者を務め、13歳未満の子どもたちとティーンエージャーへのゲームの影響を詳細に調べた。また、数々の非営利団体および企業の保健行動コンサルタントも務め、ビデオプロデューサー兼作家としての受賞歴もある。 両著者は結婚しており、一人息子はゲームを楽しむティーンエージャーである。 今回の大規模調査には、さまざまな分野―児童青年精神医学、成人精神医学、進化生物学、公衆衛生、臨床心理学、発達心理学、教育心理学、社会政策学―から研究者が集まり、調査・研究を行った。 |
関連書籍
ダウンロード
本製品の読者さまを対象としたダウンロード情報はありません。
お詫びと訂正
現在のところ、本製品に正誤情報はありません。
お問い合わせ
書籍の内容に関するお問い合わせはこちら。お答えできるのは本書に記載の内容に関することに限ります。










