Ethereum+Solidity入門 Web3.0を切り拓くブロックチェーンの思想と技術
3,850円(本体 3,500円+税10%)
- 品種名
- 書籍
- 発売日
- 2019/3/18
- ページ数
- 328
- サイズ
- A5判
- 著者
- ウイリング 訳/Chris Dannen 著/ICOVO AG 監訳
- ISBN
- 9784295005735
進化するブロックチェーン「イーサリアム」
過大な期待と幻滅が入り混じるブロックチェーンの中で、「イーサリアム」は、契約を自動化するスマートコントラクト、Dappsと呼ばれる分散アプリケーションといった技術を生み出し、ブロックチェーンを新世代のビジネス基盤へと進化させた―本書は、その普遍的な技術思想と基本要素を知るための格好の一冊です。仮想マシン、ウォレット、暗号資産の移動、プログラミング言語、社会的役割まで。ノンプログラマーの方もプログラマーの方も、ブロックチェーンをビジネスに導入する前に知っておきたいイーサリアムの基本をたっぷり解説。
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著者紹介
◆著者
Chris Dannen(クリス・ダネン)
暗号通貨取引とシードステージのベンチャー投資に焦点を当てた
ハイブリッドな投資ファンドIterative Instinctのパートナー兼創立者。
最初は、マイナーとしてビットコインとイーサリアムで作業することから始めた。
その後は次第に、スマートコントラクトをどのように使用すれば
ビジネスロジックを自動化し、ソフトウェアで新たな経験を作り出すことができるか
ということに熱中していった。かつては、フォーチュン500企業の企業戦略家であった。
Objective-CとJavaScriptを独学で習得するほか、コンピューターハードウェアの特許を
1つ保有している。本書は、同氏による4冊目の著作に当たる。旅行が大好きで、
これまで20か国を訪れた。30日かけてローマからバルセロナまで自転車で縦断、
6時間かからずに富士山に登頂したこともある。以前はFast Companyの編集主任、
今はQuartzやBloombergなど主要な出版社の技術コンテンツの相談役を担っている。
バージニア大学卒で、現在ニューヨークに暮らす。
◆翻訳者
ウイリング
大手IT系企業の翻訳を中心に行っている翻訳/編集プロダクション。IT系の翻訳者を
多く抱え、ソフトウェア、マニュアル、ヘルプ、マーケティングマテリアルなど、
多岐にわたるローカライズをグローバルに手がける。書籍の編集/DTPも行っている。
◆監訳者
ICOVO AG
新規プロジェクトによる資金調達のエコシステムをテクノロジーの力で健全化し、
正しく普及させることをミッションに掲げて2018年、スイスに設立。投資家保護の仕組みを
実装したプラットフォームICOVOを提供。透明性を確保して投資家に利益分配するプロトコル
「DAICO Reflux」を考案し、そのSolidityコードをオープンソース化するなど、
ブロックチェーン市場の活性化に貢献する。
目次
第1章 イーサリアムはなぜ経済を作るのか
ブロックチェーンの知識ギャップを埋める
イーサリアムが実現するもの
ブロックチェーンを構成する3つの要素
通貨や商品・サービスとしてのイーサ
…
第2章 ウォレットから理解するトランザクション
ウォレットをコンピューティングの比喩で説明する
銀行の窓口係
従来の銀行業務との決別
暗号化はどのように信頼をもたらすのか
…
第3章 EVMが世界を1つの巨大なコンピューターにする
これまでの中央銀行ネットワーク
仮想マシンとはいったい何か
EVMは何を行うのか
EVMアプリケーションはスマートコントラクトと呼ばれる
…
第4章 スマートコントラクトのためのSolidityプログラミング
グローバルバンキングが(ほぼ)現実のものに
補完通貨
EVMのプログラミングを学ぶ
設計の根拠
…
第5章 スマートコントラクトとトークンの発行
バックエンドとしてのEVM
どんなものによっても裏付けられる資産
暗号通貨は時間の単位
人類のシステムで収集品が果たす役割
…
第6章 イーサのマイニングとコンセンサスのプロセス
ポイントは何か
イーサの原点
マイニングの定義
どれが本物か
…
第7章 クリプトエコノミクスのインパクト
これまでの道のり
なぜクリプトエコノミクスは有用なのか
ブロックの速度がなぜ重要なのか
イーサの発行方式
…
第8章 分散型アプリケーションのデプロイ
スマートコントラクトについて考えるための7つの方法
分散型アプリケーションコントラクトデータモデル
EVMバックエンドはJSフロントエンドとどのように対話するか
ウェブ3がまもなく登場
…
第9章 プライベートチェーンとパブリックチェーン
プライベートチェーンとパーミッションドチェーン
ローカルプライベートチェーンのセットアップ
新しいチェーンで使用するオプションのフラグ
…
第10章 イーサリアムの応用領域
至るところにチェーン
イーサリアムのIoT
小売りと電子商取引
コミュニティーと政府の融資
…
第11章 イーサリアムが約束する未来
誰がソフトウェア開発者を分散化の世界に導いているのか
イーサリアムのリリーススケジュール
今後どうなるのか
その他の面白そうなイノベーション
イーサリアムロードマップの全体像
…
関連書籍
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お詫びと訂正
誤記のためにご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
- 0ページ 32ページの1.10.2項の内容など
- [誤]
GNU財団によると、「ソフトウェアが無料であるというとき、それはソフトウェアがユーザーの本質的な自由に敬意を示しているという意味である。ソフトウェアを実行する自由、ソフトウェアを調べて変更する自由、変更の有無にかかわらずコピーを再配布する自由である」 - [正]
GNU財団によると、「ソフトウェアがフリー(free)であるというとき、それはソフトウェアがユーザーの本質的な自由に敬意を示しているという意味である。ソフトウェアを実行する自由、ソフトウェアを調べて変更する自由、変更の有無にかかわらずコピーを再配布する自由である」
(備考:GNUのオープンソースのソフトウェアにおいて「フリー(free)」は"自由"を意味しており、上記以外の部分も該当する可能性があります)
- [誤]
- 0ページ 第4章の章タイトル(目次と第4章。電子版は訂正済み)
- [誤]
スマートコントラクトのためのSolidityブログラミング - [正]
スマートコントラクトのためのSolidityプログラミング
- [誤]
- 0ページ 本文中のURL表記のhttp://〇〇〇.eth.guide
- [誤]
http://〇〇〇.eth.guideというURLにアクセスすると、http://solidity.eth.guideの内容が表示されます。 - [正]
正確なURLは、下記のようにhttp://solidity.eth.guide/#resources-〇〇〇となるようです(2019年3月時点)。
- [誤]
- 49ページ 本文の下から3行目(電子版は訂正済み)
- [誤]
(1873~1879年の恐慌を含めけ) - [正]
(1873~1879年の恐慌を含めて)
- [誤]
- 74ページ 本文の1行目(電子版は訂正済み)
- [誤]
そのトランザクションはが処理される - [正]
そのトランザクションが処理される
- [誤]
- 113ページ 表3-2の下から2行目。3列目の内容の2-3行目
- [誤]
ジ呼び出しただし、送信者と価値の現在の値は変わらない実行停止、削除マーク - [正]
ジ呼び出し。ただし、送信者と価値の現在の値は変わらない。実行を停止し、削除マークをつける
- [誤]
- 120ページ 本文の下から2行目(電子版は訂正済み)
- [誤]
次のURLににアクセスして - [正]
次のURLにアクセスして
- [誤]
- 137ページ コード内のコメント1行目(電子版は訂正済み)
- [誤]
再度コールたら、 - [正]
再度コールしたら、
- [誤]
- 148ページ 4.12.4項の本文2行目(電子版は訂正済み)
- [誤]
次のURLににアクセスしてほしい。 - [正]
次のURLにアクセスしてほしい。
- [誤]
- 179ページ 本文の下から8行目(電子版は訂正済み)
- [誤]
URLにアクセスしとほしい。 - [正]
URLにアクセスしてほしい。
- [誤]
- 179ページ 本文の下から2行目(電子版は訂正済み)
- [誤]
次ににリンクが掲載されている。 - [正]
次にリンクが掲載されている。
- [誤]
- 180ページ 5.8節の本文9行目(電子版は訂正済み)
- [誤]
https://github.com/ethcore/contractst - [正]
https://github.com/ethcore/contracts -
備考:
※ なお、このURLの内容は2019年3月時点で公開されていません。
- [誤]
- 224ページ 6.14節の本文の3行目(電子版は訂正済み)
- [誤]
ここにに用意されている。 - [正]
ここに用意されている。
- [誤]
- 269ページ 脚注※1の2行目の下記を削除。重複のため(電子版は訂正済み)
- [誤]
https://en.wikipedia.org/wiki/Hypertext_Transfer_Protocol、 - [正]
- [誤]
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