攻撃手法を学んで防御せよ! 押さえておくべきIoTハッキング

攻撃手法を学んで防御せよ!  押さえておくべきIoTハッキング

2,200円(本体 2,000円+税10%)

品種名
書籍
発売日
2022/6/14
ページ数
144
サイズ
A5判
著者
荻野 司 著/田久保 順 著/城間 政司 著/一般社団法人 重要生活機器連携セキュリティ協議会 編
ISBN
9784295013938

攻撃者視点によるハッキング体験!

本書は、IoT機器の開発者や品質保証の担当者が、攻撃者の視点に立ってセキュリティ検証を実践するための手法を、事例とともに詳細に解説したものです。実際のサンプル機器に対してハッキングする手法の解説だけでなく、使用したコマンドや実行結果も示しているので、ハッキングツールの使用方法も理解しやすくなっています。実際の製品に対して攻撃者の視点で防御策を考えることで、効率的かつ効果的な防御の実施が期待できます。本書の実践例をもとにIoT機器のセキュリティ検証や対策を行い、ぜひ安心安全な製品開発に役立ててください。

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著者紹介

■荻野 司(おぎの つかさ) 
一般社団法人 重要生活機器連携セキュリティ協議会(CCDS) 代表理事  
キヤノン株式会社 中央研究所を経て、各種製品の研究・開発やISP事業に携わる。株式会社ユビテック 社長(2003~2014年)時代には、IoT製品・サービス事業化を推進。一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター IP担当理事、IPv6普及・高度化推進協議会常務理事、国立研究開発法人科学技術振興機構 個人型研究(さきがけ)「IoTが拓く未来」領域アドバイザ、経済産業省 信頼性確保に向けたセキュリティ対策検討タスクフォース委員、国立研究開発法人産業技術総合研究所 無人航空機のセキュリティWG座長などを歴任。現在、ゼロワン研究所代表、情報セキュリティ大学院大学 客員教授  

■田久保 順(たくぼ じゅん) 
一般社団法人 重要生活機器連携セキュリティ協議会(CCDS) 事務局長  
株式会社ユビテックにてモバイル製品の検証サービス部門、および自社製品の品質評価部門の部門長を担当。2015年よりCCDSに参画し、IoT機器のセキュリティ要件やIoTセキュリティの人材育成プログラム策定などを担当。現在、株式会社マストトップ 代表取締役。

■城間 政司(しろま ただし) 
株式会社マストトップ シニアエンジニア  
琉球大学医学部附属病院時代(2013~2015年)に電子カルテシステム更新プロジェクトを担当。2016年より、一般社団法人 重要生活機器連携セキュリティ協議会(CCDS)の研究員としてIoTセキュリティの研究活動に従事。2022年3月現在、株式会社マストトップのシニアエンジニアとして、IoTセキュリティやリバースエンジニアリングに関する業務に従事。  

■一般社団法人 重要生活機器連携セキュリティ協議会(CCDS)  
IoT機器やIoTサービスを安全・安心に利用できる環境の実現を目指し、我が国のものづくり産業の発展と新規事業創造、そして国民生活の向上に寄与することを目的として、重要生活機器のセキュリティ技術に関する調査研究、ガイドラインの策定や標準化の検討、および普及啓発を行っている。

目次

第1章 ハッキングに向けた準備  
第2章 実践ハッキング「ステップ1」:ハードウェアハッキングとファームウェア解析  
第3章 実践ハッキング「ステップ2」:バイナリー解析  
第4章 実践ハッキング「ステップ3」:既知脆弱性の診断  
第5章 実践ハッキング「ステップ4」:ファジングテスト  
第6章 実践ハッキング「ステップ5」:ネットワーク内調査  
第7章 実践ハッキング「ステップ6」:キャプチャデータ分析

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