IT時代の震災と核被害

IT時代の震災と核被害

¥1,800+税

品種名
書籍
発売日
2011/12/8
ページ数
392P
サイズ
四六判
著者
東浩紀、飯田哲也、飯田豊、池田清彦、円堂都司昭、荻上チキ、加藤典洋、萱野稔人、西條剛央、酒井信、神保哲生、武田徹、津田大介、広瀬弘忠、三上洋、宮台真司、村上圭子 著
ISBN
9784844331148

IT出版社が3.11から、社会・メディアを問う!

ITに関わる出版社として、震災と核被害について特別編集版を企画しました。グーグル、ヤフー、SPEEDI、スパコン「京」などの取材レポートとともに、社会の中のITおよびメディアの存在を考察すべく、当社としては異例の著者陣でお送りします。経産省総合資源エネルギー調査会基本問題委員会に参画する飯田哲也氏や、ツイッターのフォロワー18万人を誇るジャーナリストの津田大介氏など、注目の論者ばかりです。IT化がすすんだ社会で起きた複合震災について記録し考えることが、新しい社会へ脱皮するための里程標になることを願っています。

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■著者からのメッセージ
◆東浩紀「原発事故のような危機のときは、国民の怒りが爆発したほうが政府やメディアは情報を出したかもしれない。行儀のいい文化というのは、危機のときにはマイナスに働くことだってある。」

◆宮台真司「データの評価を政府に依存するような態度は、市民社会にとって自殺行為だと心得るべきです。」

◆津田大介「マスコミがスルーしてしまうことにこそ、ソーシャルメディアの果たすべき大きな役割があります。」

◆西條剛央「ITがあるからできることもありますが、それを使うのは人間なので、入口と出口はアナログの活動が要です。」

◆飯田哲也「独占的な電力市場で、電力需要家は原発事故に関して、いっさい責任を負う必要はありません。」

(表4帯(本文より)

■著者プロフィール(以下5名ほか、総勢17名)
東浩紀
1971年生。評論家・作家。現代思想を主題にした評論活動を展開。編集長を務める『思想地図β』のvol・2では「震災以後」を特集。大きな反響を呼んでいる。
飯田哲也
1959年生。NPO法人環境エネルギー政策研究所所長。2011年10月より経済産業省資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本問題委員会委員、内閣官房原子力事故再発防止顧問会議委員。
萱野稔人
1970年生。哲学者・津田塾大学准教授。2003年パリ第十大学大学院哲学科博士課程修了。朝日ニュースター「ニュースの深層」の木曜キャスターとして出演中。
津田大介
1973年生。ジャーナリスト。早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。
宮台真司
1959年生。社会学者。映画批評家。首都大学東京教授。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。

目次

◆序 グーグルの72時間

◆第1部 初動 取材レポート 編集部編
・ヤフーの災害プロジェクト
---行政や東電に人々のニーズを伝え、情報提供を求める
・ツイッターの動きと今後の課題
---速報と拡散のメディアが市民権を得る
・アマゾンの「ほしい物リスト」
---被災地の多様なニーズに合わせて救援物資を送る
・最先端クラウド企業アマゾンの挑戦
---ユーザーグループと連携して震災情報サイトを緊急支援
・MITメディアラボ所長、伊藤穣一が創発するSafecast(コラム)
---初期の誤報訂正から、草の根の国際活動へ
・動画サイトとテレビメディアの相互補完
---前代未聞のインターネット同時配信
---Ustream/ニコニコ動画/CNN

◆第2部 ツールあるいはメディアとしてのIT
・ネットに浮かぶ壮大な支援プロジェクト【西條剛央】
---横に連携した市民が行政を超える
・その時、検証屋はどう動いたか【荻上チキ】
---「支援訓練」事始め
・震災後の地域メディアをITはエンパワーできるか【飯田豊】
---道具的文化から表現的文化へ
・地域社会とウェブ・コミュニティ@浦安【円堂都司昭】
---震災で結びついたリアルとネット
・Ustreamとニコニコ生放送から考えるライブメディアの役割【三上洋】
---マニア向けメディアで終わらせないために
・東日本大震災・安否情報システムの展開とその課題【村上圭子】
---今後の議論に向けて
・海外メディアと日本の情報公開【酒井信】
---「歴史上成功した唯一の社会主義国家」の危機
・原発事故はどう伝えられたか(コラム)
---ネットメディアが果たした役割と課題
・SPEEDIを公開してもパニックは起きない【広瀬弘忠】
---災害心理学で考える情報公開
・SPEEDIのオペレーション現場(コラム)
---25年目、初の緊急時モード
・世界一のスパコン「京」で災害をシミュレートする(コラム)
---地震・津波、被害予測の現状と未来

◆第3部 複合震災とITの可能性
・日本は再生できるのか?【東浩紀×萱野稔人】
---統治・エネルギー・外交の未来
・ソーシャルメディアの真価はこれから問われる【津田大介】
---復興の課題は美談にならない場所にある
・3.11以降のジャーナリズム【武田徹×神保哲生】
---マスメディアへの本質的な挑戦
・自然エネルギーによる共同体再生へ【飯田哲也】
---原子力政策を展望する
・核とITメディア【池田清彦×加藤典洋】
---技術的に、かつ倫理的に考える
・市民として、引き受けて考える社会へ【宮台真司】
---エリートは、知識を参照し、市場を設計せよ

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誤記のためにご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

  • 43ページ 14行目
    • [誤]高木氏
    • [正]高田氏
  • 48ページ 3行目
    • [誤]高木氏
    • [正]高田氏
  • 228ページ 下段2行目
    • [誤]Core2Duo

      (※取材時にご提供いただいた情報。)
    • [正]Xeon5160

      (※刊行後、財団法人原子力安全技術センタ―様からの訂正。)

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