Androidプログラミングレシピ増補改訂版 メディア/データ/システム/ライブラリ/NDK編
4,070円(本体 3,700円+税10%)
- 品種名
- 書籍
- 発売日
- 2013/9/24
- ページ数
- 392
- サイズ
- B5変形判
- 著者
- Dave Smith 著/Jeff Friesen 著/吉川 邦夫 訳
- ISBN
- 9784844334767
スキルだけではない。より深い知識も習得できる。Androidレシピ本ロングセラーの第2版!
Androidの実用アプリを開発するには、各種のコーディング手法を習得する必要があります。そこで本書では、実践レシピを網羅的に解説します。増補改訂版では、第1版に引き続き、API Level 1のレシピを多数解説しつつ、API Level 11以上のレシピを追加するなど、Level 1から16までのレシピを掲載。Androidアプリ開発に必須の次のテーマを取り上げます。
●端末のハードウェアやメディアとの連携
●データ永続化
●Androidシステムとの連携
●ライブラリの活用
●NDKとRenderScript
●スクリプト環境/サンプルのアーキテクチャ
本書は、『Android Recipes: A Problem-Solution Approach, Second Edition』(Apress刊)の翻訳書です。本書の『メディア/データ/システム/ライブラリ/NDK編』では、第4章から第8章までを収録し、それらの章に関連が深いと思われる付録を掲載しています。第1章から第3章までを掲載した以下の書籍もご参照ください。
Androidプログラミングレシピ増補改訂版 アーキテクチャ/UI/ネットワーク編
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詳細
■著者からのメッセージ(「はじめに」より要約)
私たちが「Androidプログラミングレシピ」で目指したのは、読者がAndroidプラットフォーム用にアプリケーションを書くための便利な工具のような本、解決すべき特定の問題をターゲットとした直接的な例を示す本だ。いったんAndroidに親しんだ開発者が、しばしば行う必要があるのに、あまりにも複雑で覚えられない段取りとか、実は数行のコードで達成できる仕事などに対処できるようになることを目的とした。 |
■著者について
◎Dave Smith(デイヴ・スミス) 2006年に電子工学とコンピュータサイエンスの学位を授かってColorado School of Minesを卒業して以来、組み込みプラットフォームのためのハードウェアとソフトウェアの開発を行っている。Daveは現在、コロラド州デンバーでコンサルタントとして働き、エンジニアとしての全力をあげてモバイル系の開発に取り組んでいる。Daveは定期的な開発ログ(blog.wiresareobsolete.com)とTwitterストリーム(@devunwired)でコミュニケーションを図っている。 |
◎Jeff Friesen(ジェフ・フリーゼン) フリーランスの指導者(tutor)かつソフトウェア開発者であり、とりわけJavaに(そして今ではAndroidに)重点を置いている。JeffのWebサイトであるtutortutor.caを通じて彼にコンタクトできる。 |
■レビューアについて
◎Chad Darby(ショド・ダービー) Java開発者であり、著者であり、インストラクターであり、講演も行う。Javaのアプリケーションとアーキテクチャに関するオーソリティとして認められていて、世界中のソフトウェア開発カンファレンスでテクニカルセッションに出席してきた。彼はカーネギーメロン大学からComputer Scienceの理学士号を授かっている。Chadのブログは、www.luv2code.comで読むことができる。Twitterでは、@darbyluvs2codeをフォローすればよい。 |
■翻訳者について
◎吉川 邦夫(Kunio Yoshikawa) 1957年生まれ。ICU(国際基督教大学)卒。主に制御系マイコンプログラマーとしてソフトウェア開発に従事した後、翻訳家として独立。英文雑誌記事の和訳、マニュアルの英訳、ドキュメンテーションの執筆、監修なども手掛ける。 |
■日本語版レビューアについて
◎横山 隆司(Takashi Yokoyama) 日本の中国地方でGDG(Google Developer Group)を運営している。フリーランスの技術者としての活動を経て、現在は工業高校の電気科の講師を務めている。 |
目次
■第4章│端末ハードウェアやメディアと連携するレシピ
レシピ4-1 端末位置検出との連携
レシピ4-2 場所の地図表示
レシピ4-3 地図にマーカーを加える
レシピ4-4 写真と動画の撮影
レシピ4-5 カメラ用にカスタムオーバーレイを作成する
レシピ4-6 オーディオ録音
レシピ4-7 動画撮影のカスタマイズ
レシピ4-8 音声認識機能の追加
レシピ4-9 オーディオ/ビデオの再生
レシピ4-10 サウンドイフェクトの再生
レシピ4-11 傾きモニタを作る
レシピ4-12 コンパスで方位を監視する
レシピ4-13 メディアコンテンツからメタデータを取り出す
レシピ4-14 便利なツール:Sensor Simulator
4-99 第4章のまとめ
■第5章│データ永続化のレシピ
レシピ5-1 プリファレンス画面の作成
レシピ5-2 単純なデータの永続化
レシピ5-3 ファイルの読み書き
レシピ5-4 一般のファイルをリソースとして使う
レシピ5-5 データベース管理
レシピ5-6 データベースへのクエリ
レシピ5-7 データのバックアップ
レシピ5-8 データベースを提供する
レシピ5-9 SharedPreferencesを他のアプリに提供する
レシピ5-10 その他のデータをアプリから提供する
レシピ5-11 便利なツール: SQLite3
レシピ5-12 UniverterとSQLite3
5-99 第5章のまとめ
■第6章│Androidシステムと連携するレシピ
レシピ6-1 バックグラウンドからの通知
レシピ6-2 時間指定と周期タスクの作成
レシピ6-3 タスクのスケジューリング
レシピ6-4 完了するまで実行される処理
レシピ6-5 永続的に実行を続けるバックグラウンド処理
レシピ6-6 他のアプリを起動する
レシピ6-7 システムアプリを起動する
レシピ6-8 アプリを他のアプリから起動できるようにする
レシピ6-9 連絡先データベースとのやりとり
レシピ6-10 デバイスメディアの選択
レシピ6-11 メディアストアへの保存
レシピ6-12 カレンダーとのやりとり
レシピ6-13 コード実行のロギングを制御する
レシピ6-14 バックグラウンドワーカを作成する
レシピ6-15 タスクスタックをカスタマイズする
レシピ6-16 アプリウィジェットを実装する
6-99 第6章のまとめ
■第7章│ライブラリを活用するレシピ
レシピ7-1 JavaライブラリのJARファイルを作成する
レシピ7-2 JavaライブラリのJARファイルを使う
レシピ7-3 Androidライブラリプロジェクトを作成する
レシピ7-4 Androidライブラリプロジェクトを使用する
レシピ7-6 実用的なプッシュメッセージング
レシピ7-7 Googleのサポートパッケージを使う
7-99 第7章のまとめ
■第8章│NDKとRenderScriptのレシピ
8-1 Android NDKとは
8-1-1 NDKをインストールする
8-1-2 NDKの中身
8-1-3 NDKを使う単純なサンプルアプリNDKGreetings
8-1-4 Android SDKでNDKGreetingsをビルドして実行する
8-1-5 EclipseでNDKGreetingsをビルドして実行する
8-1-6 NDK付属のサンプル
レシピ8-1 ネイティブアクティビティとは何か?
レシピ8-2 ローレベルのネイティブアクティビティ開発
レシピ8-3 ハイレベルのネイティブアクティビティ開発
8-2 RenderScript
8-2-1 RenderScriptのアーキテクチャ
8-2-2 計算エンジンをベースとするアプリのアーキテクチャ
8-2-3 RenderScriptで画像をグレイスケール化する
8-2-4 Android SDKでGrayScaleをビルドして実行する
8-2-5 EclipseでGrayScaleをビルドして実行する
レシピ8-4 さらにRenderScriptを学ぶ
8-99 第8章のまとめ
■付録A│スクリプト環境の構築
A-1 SL4Aのインストール
A-2 SL4Aを使ってみる
A-2-1 シェルスクリプトの追加
A-2-2 Linuxシェルへのアクセス
A-3 Pythonインタープリタのインストール
A-4 Pythonでのスクリプティング
■付録B-2│sqlite3とllvm-rs-cc
■付録D│Univerterのアーキテクチャ
D-1 ソースコードの解説
D-2 リソースファイルの解説
D-3 マニフェストの解説
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