Amazon Web Services入門 ― 企業システムへの導入障壁を徹底解消

Amazon Web Services入門 ― 企業システムへの導入障壁を徹底解消

2,530円(本体 2,300円+税10%)

品種名
書籍
発売日
2014/8/26
ページ数
184
サイズ
A5判
著者
加藤 章 著
ISBN
9784844336471

本書は、企業内で利用する情報システム(いわゆるエンタープライズシステム)において、Amazon Web Services(以下 AWS)を利用するために、理解しておきたい点について解説しています。AWS導入・利用に関して意志決定をする場合や、社内向けの設計レビュー、ITサービサーとの契約時に必要となる、ビジネス面の基礎知識について深掘りをしていきます。また、AWSにまつわるさまざまな疑問や誤解にも、回答を与えてくれます。

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■著者プロフィール

加藤 章

株式会社 電通国際情報サービス クラウドストラテジスト。東京大学工学系大学院修士課程修了。
通商産業省(現 経済産業省)を経て電通国際情報サービスに勤務。大手企業の業務システム開発等に従事したのち、2009年より現職。クラウド関連のビジネス開発および社内・社外でクラウド利用促進活動を行う。アイティメディア社の情報サイト「TechTarget」にて「企業向けシステムを構築するパブリッククラウド」(http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1008/19/news04.html)を連載中。

目次

はじめに
第1章 AWSとは何か
1.1 組織としての AWS
1.2 親会社との関係
1.3 異質の ITベンダー
1.4 サービス概要
1.5 サービスコンポーネント
1.6 リージョンと AZ
1.7 プログラマブルなデータセンター
1.8 セキュリティ認証
1.9 ノウハウ情報
1.10 クラウドデザインパターン( CDP)
1.11 強力なコミュニティ
1.12  AWSパートナー

第2章 AWSの事例

2.1 数多ある内外の事例
2.2 「安い」だけでは視野が狭い
2.3 「しっかり」と「カッ飛び」

第3章 AWSをめぐる「驚き」と「誤解」
3.1 本章のねらい
3.2 AWSはいつでも利用規約を変更できる
3.3 データが漏洩したらユーザーの責任
3.4 SLAはユーザーに厳しい制約が
3.5 契約の基本は英語、裁判所は米国
3.6 個別契約に応じてくれない
3.7 30日後にサービス撤退?!
3.8 驚きに関するまとめの解説(なぜこれで OKなのか)
3.9 パフォーマンスが心配だ
3.10 データセンターの場所がわからないとダメ!
3.11 パトリオット法があるから、AWSは使えない
3.12 なんとなく怖い108
3.13 誤解に関するまとめの解説(誤解を解くカギ)

第4章 AWSのセキュリティ
4.1 セキュリティがすべて
4.2 世界最強の第三者認証コレクション
4.3 第三者認証の「使い方」
4.4 責任分界モデル
4.5 重要なデータは暗号化する?クラウド以前の常識
4.6 AWSのセキュリティプロセス

第5章 AWSの可用性
5.1  AWSの稼働率?
5.2  Design For Failure
5.3  AMIを用いた可用性(ウォームスタンバイ)
5.4 マルチ AZ(複数データセンター)による高可用性
5.5 惑星レベルの可用性(リージョン超え)
5.6 著名な大規模障害の経緯と考察
5.7 30日撤退問題

第6章 規制やガイドラインとの関係
6.1 より安心安全な AWS利用のために
6.2 パトリオット法について
6.3 個人情報保護法について
6.4 FISC対応リファレンス

第7章 変化を乗りこなす
7.1 変わりつつある ITインフラ
7.2 見積もりは誰が?
7.3 RFPも新しく
7.4 特別扱いを期待しない
7.5 歴史から学ぶ

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お詫びと訂正

誤記のためにご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

  • 57ページ スケールアップ/スケールダウン
    • [誤]
      バッチ処理を行うインスタンスの場合、負担は(あまりIOがない前提で) 低性能(低コスト)なインスタンスでトランザクションを受け取っておき、 いざ、バッチ処理を行う段には一時的に高性能(高コスト)なインスタンスに切り替えるような場合を指す。前者をスケールスケールアップ、 後者をスケールダウンと言う。
    • [正]
      バッチ処理を行うインスタンスの場合、普段は(あまりIOがない前提で)低性能(低コスト)なインスタンスでトランザクションを受け取っておき、いざ、バッチ処理を行う段には一時的に高性能(高コスト)なインスタンスに切り替えるような場合を指す。前者をスケールダウン、後者をスケールアップと言う。

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