クラウドネイティブ・アーキテクチャ 可用性と費用対効果を極める次世代設計の原則

クラウドネイティブ・アーキテクチャ 可用性と費用対効果を極める次世代設計の原則

4,290円(本体 3,900円+税10%)

品種名
書籍
発売日
2019/11/8
ページ数
344
サイズ
B5変形判
著者
Tom Laszewski 著/Erik Farr 著/Kamal Arora 著/Piyum Zonooz 著/株式会社トップスタジオ 訳
ISBN
9784295007753

クラウドによるシステムの新・進化論!

クラウドの活用ステージをレベルアップ! クラウドの潜在能力を存分に引き出す―ITリソースをクラウドネイティブに移行すると、コストの削減、パフォーマンスの向上、リソースの効率的な活用、スケーラビリティの向上といった、さまざまなメリットを享受できます。さらには、クラウドベンダーによるITイノベーションを容易に活用できるようになり、ユーザーのシステムは飛躍的に進化する機会を得ます。本書は、技術面だけではなく、事業や組織との関係性にも踏み込み、シンプルな移行からクラウド活用の成熟化へと道筋をつける、格好の一冊となっています。

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著者紹介

■著者プロフィール
●Tom Laszewski

Amazon Web ServicesにおいてビジネスおよびITの変革戦略を担うエンタープライズテクノロジスト
のチームを率いる。関係するAWS顧客の多くが、クラウドネイティブ・アーキテクチャを活用した
クラウドの最新化とデジタル変革の構想を推し進めている。これまで独立系ソフトウェアベンダーや
システムインテグレーター、スタートアップ、顧客企業におけるITシステムの最新化、
革新的なソフトウェアソリューション開発を率先して支援している。

●Kamal Arora
15年以上のIT業界経験を持つ発明者、作家、テクノロジーリーダー。
現在はAmazon Web Servicesに勤務し、経験豊富で多様なソリューションアーキテクトからなる
チームを率いながら、世界中のコンサルティングパートナーや顧客企業のクラウドへの取り組みを
実現させている。

●Erik Farr
18年以上のIT業界経験を持つテクノロジーリーダー。
クラウドテクノロジーおよびエンタープライズアーキテクチャ分野の最先端部分を担う。
現在はAmazon Web Servicesで、経験豊富なソリューションアーキテクトのチームを率い、
世界中のシステムインテグレーターパートナーにおけるエンタープライズ規模の
クラウドネイティブ・アーキテクチャ設計を支援。

●Piyum Zonooz
Amazon Web Servicesのグローバルパートナーソリューションアーキテクトとして、
あらゆる業界の企業とともに、クラウド導入の推進や、クラウドネイティブに向けた
製品アーキテクチャの再設計を支援。TCO分析、インフラストラクチャ設計、
DevOps導入および全面的なビジネス変革に関連するプロジェクトを率いている。

目次

第1章 クラウドネイティブ・アーキテクチャの概要
クラウドネイティブ・アーキテクチャとは
クラウドネイティブ成熟度モデルの定義
クラウドネイティブに向けた取り組み
クラウドネイティブ・アーキテクチャのケーススタディ―Netflix社
第2章 クラウド導入の取り組み
クラウド導入の原動力
クラウドの運用モデル
クラウドへの移行とグリーンフィールド開発
第3章 クラウドネイティブ・アプリケーションの設計
モノリシックから中間段階を経てマイクロサービスへ
コンテナーとサーバーレス
開発フレームワークとアプローチ
第4章 テクノロジースタックの選択方法
クラウドテクノロジーのエコシステム
クラウドにおける調達
クラウドサービス
第5章 スケーラビリティと可用性
ハイパースケールクラウドインフラストラクチャの概要
Always Onアーキテクチャ
Always On―アーキテクチャの主要な要素
自己修復的インフラストラクチャ
中心理念
サービス指向アーキテクチャとマイクロサービス
クラウドネイティブ・ツールキット
第6章 セキュリティと信頼性
クラウドネイティブな環境でのセキュリティ
各レイヤーへのセキュリティの導入
クラウドのセキュリティサービス
クラウドネイティブなセキュリティパターン
DevSecOps
クラウドネイティブなセキュリティツールキット
第7章 コストの最適化
クラウド登場前
クラウドにおけるコストの考え方
クラウドにおけるコストの計算方法
設備投資と運用コスト
コストの監視
タグ付けのベストプラクティス
コストの最適化
サーバーレスのコストへの影響
クラウドネイティブ・ツールキット
第8章 クラウドネイティブな運用
クラウド登場前
クラウドネイティブな方法
クラウドネイティブ開発チーム
ピザ2枚のチーム
クラウドマネージドサービスプロバイダー
IaCによる運用
クラウドネイティブ・ツールキット
第9章 Amazon Web Services
AWSのクラウドネイティブ・サービス(CNMMの基軸1)
アプリケーション中心の設計(CNMMの基軸2)
AWSでの自動化(CNMMの基軸3)
モノリシックからAWSネイティブアーキテクチャへの移行パターン
第10章 Microsoft Azure
Azure のクラウドネイティブ・サービス(CNMMの基軸1)
アプリケーション中心の設計(CNMMの基軸2)
Azureでの自動化(CNMMの基軸3)
モノリシックからAzureネイティブアーキテクチャへの移行パターン
第11章 Google Cloud Platform
GCPのクラウドネイティブ・サービス(CNMMの基軸1)
アプリケーション中心の設計(CNMMの基軸2)
Google Cloud Platformでの自動化(CNMMの基軸3)
モノリシックからGoogle Cloudネイティブアーキテクチャへの移行パターン
第12章 クラウドのトレンドと今後の展望
クラウドネイティブ・アーキテクチャの進化―7つのトレンド
クラウドにおける企業の未来
新しいITの役割

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