Scalaスケーラブルプログラミング 第4版
5,060円(本体 4,600円+税10%)
- 品種名
- 書籍
- 発売日
- 2021/6/16
- ページ数
- 736
- サイズ
- B5変形判
- 著者
- Martin Odersky 著/Lex Spoon 著/Bill Venners 著/長尾 高弘 訳/麻植 泰輔 監訳/立野 靖博 監訳/田所 駿佑 監訳/水島 宏太 監訳
- ISBN
- 9784295011552
言語設計者による名著! Ver.2.13に対応
言語設計者によるScalaのバイブル 第4版! バージョン2.13に対応。全35章の包括的チュートリアル―Scalaは、オブジェクト指向と関数型を実践できるプログラミング言語。並行処理やパーサー・コンビネーターなどのライブラリーも提供されています。本書では、Scalaの言語機能、プログラミングスタイル、その背景にある考え方について理解を深めることができます。第4版では、一新されたコレクションライブラリーなど、バージョン2.13に合わせて本書の内容を見直しています。
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詳細
▼新しいコレクションライブラリー
▼オブジェクト指向
▼関数型
▼制御構造
著者紹介
●著者プロフィール
◎Martin Odersky
Scala言語の生みの親。スイス・ローザンヌのスイス連邦工科大学教授で、
ACM(米国計算機協会)のフェロー。プログラミング言語とシステムの
研究を行っており、特にオブジェクト指向と関数型プログラミングを
いかに組み合わせるかというテーマに取り組んでいる。2001年からは
Scalaの設計/実装/改良に注力。それ以前は、Javaジェネリクスの
共同設計者であり、javacリファレンスコンパイラーの原型の作者でもある。
◎Lex Spoon
Semmle, Ltd.のソフトウェアエンジニア。スイス連邦工科大学でポスト
ドクターとして2年間Scalaの研究を行う。ジョージア工科大学で動的言語の
静的分析について研究を進め、コンピューター科学の博士号を取得。
Scala以外に、動的言語のSmalltalk、科学言語のX10、Semmleを支える
論理言語など、さまざまなプログラミング言語の開発に携わる。
◎Bill Venners
Artima DeveloperのWebサイト(www.artima.com)を運営するArtima, Inc.
の社長。Javaプラットフォームのアーキテクチャや内部構造についての
プログラマー向けガイド『Inside the Java Virtual Machine』の著者でもある。
Scala Centerの諮問委員会のコミュニティ代表であり、ScalaTestテスト
フレームワークと、関数型オブジェクト指向プログラミングのための
Scalacticライブラリの開発/設計を主導している。
●翻訳者プロフィール
◎長尾 高弘
東京大学教育学部卒。30年ほど前から翻訳に携わり、『マイクロサービスパターン』
(インプレス)、『ライティングソフトウェア』(翔泳社)、『入門 Python 3 第2版』
(オライリー・ジャパン)、『多モデル思考 : データを知恵に変える24の数理モデル』
(森北出版)、『The DevOps 勝利をつかめ! 技術的負債を一掃せよ』(日経BP社)など
多数の訳書がある。 https://longtail.co.jp/
●監訳者プロフィール
◎麻植 泰輔
フリーランスのScalaプログラマー。ScalaMatsuri現主催者。2020 年はコロナ禍で
突如オンライン開催になるも、無事に盛り上がって一息ついているところ。
写真撮影が趣味。著書『実践 Scala 入門』(共著)。
Twitter: @OE_uia / GitHub: @taisukeoe
◎立野 靖博
Chatwork株式会社所属のソフトウェアエンジニア。近年はScala.jsやAkkaなどScalaを
主軸としてSaaS開発に従事。スパイスカレー作り、庭いじり、育児などにも従事。
Twitter/GitHub: @exoego
◎田所 駿佑
株式会社ビズリーチ所属のソフトウェアエンジニア兼一児の父。2015年より、
求人検索エンジンのWebクローラーや人事領域SaaSなどのScala製アプリケーションの開発に
携わる。『クローリングハック』(共著)を執筆。Twitter/GitHub: @todokr
◎水島 宏太
都内のインターネット広告代理店務めのエンジニア。プログラミング言語を作ったり、
毎朝のウォーキングが日々の趣味。好きな言語はScalaやRustなど。
著書『実践Scala入門』(共著)など。
目次
第01章 スケーラブルな言語
第02章 Scalaプログラミングの第一歩
第03章 Scalaプログラミングの次の一歩
第04章 クラスとオブジェクト
第05章 基本型と演算子
第06章 関数型スタイルのオブジェクト
第07章 組み込みの制御構造
第08章 関数とクロージャー
第09章 制御構造の抽象化
第10章 合成と継承
第11章 Scalaのクラス階層
第12章 トレイト
第13章 パッケージとインポート
第14章 アサーションとテスト
第15章 ケースクラスとパターンマッチ
第16章 リストの操作
第17章 コレクションの操作
第18章 ミュータブルオブジェクト
第19章 型パラメーターの役割
第20章 抽象メンバー
第21章 暗黙の型変換と暗黙のパラメーター
第22章 リストの実装
第23章 for式再説
第24章 コレクション詳説
第25章 Scalaコレクションのアーキテクチャ
第26章 抽出子
第27章 アノテーション
第28章 XMLの操作
第29章 オブジェクトを使ったモジュラープログラミング
第30章 オブジェクトの等価性
第31章 ScalaとJavaの結合
第32章 Futureと並行処理
第33章 パーサー・コンビネーター
第34章 GUIプログラミング
第35章 SCellsスプレッドシート
関連書籍
ダウンロード
-
本書で実際に使用しているScalaのバージョンは、2.13.1です。
このバージョンのダウンロードページのURLは、下記のとおりです。(2022年1月14日時点)各OS用のScalaについては、このページの「Other ways to install Scala」節や、ページ下部に掲載されています。
お詫びと訂正
誤記のためにご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
- 136ページ リスト7.7とリスト7.8
- [誤]
for (
…
) println …
- [正]
for {
…
} println …
-
備考:
※ for ( ... ) は for { ... }に変更するか、あるいは
次のように「for (」後の区切りにセミコロンを追加する必要があります。for (file <- filesHere;if file.isFile;…) println …
- [誤]
- 376ページ 19.5節の本文3~4行目
- [誤]
(つまり、appendメソッド自体に型パラメーターを与えて) - [正]
(つまり、enqueueメソッド自体に型パラメーターを与えて)
- [誤]
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