[図解]AI時代の教師が知っておきたいIT・情報リテラシー 校務DXに必要な基礎知識
1,870円(本体 1,700円+税10%)
- 品種名
- 書籍
- 発売日
- 2024/12/9
- ページ数
- 192
- サイズ
- A5判
- 著者
- 小林 祐紀 監修/郡司 竜平 監修/安井 政樹 監修/小林 祐紀 著/郡司 竜平 著/安井 政樹 著/岩﨑 有朋 著/津下哲也 著/山口 眞希 著/安藤 昇 著/小林 雅哉 イラスト
- ISBN
- 9784295020684
校務必須のIT/情報リテラシーが1冊でわかる
本書は、教育現場で豊富な経験を持つ執筆陣が、主に小学校・中学校・特別支援学校等の教員(特にIT/ICTに苦手意識を持つ方)に向けて、授業や校務に必要な「IT・情報リテラシー」を丁寧に解説した入門書です。クラウド、生成AI、SNS、情報セキュリティなど、実務で必須の知識を図解や具体例でわかりやすく説明。教育現場で実際に使えるスキルに焦点を当て、授業準備や校務処理を効率化する方法を紹介しています。現場の教員や管理職、教員志望の学生にとっても最適で、初心者でも安心して学べる内容です。
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著者紹介
■著者・監修 紹介
●小林 祐紀(こばやし ゆうき)
放送大学 教養学部 准教授
博士(学術)
公立小学校・中学校の勤務を経て2015年4月~2024年3月まで茨城大学教育学部准教授。2024年4月より現職。専門は教育工学、ICTを活用した教育実践研究。日本教育メディア学会理事、日本デジタル教科書学会理事、AI時代の教育学会理事。
文部科学省学校DX戦略アドバイザー、文部科学省委託事業「令和6年度学習者用デジタル教科書の効果・影響等に関する実証研究事業」有識者委員(副査)、一般社団法人日本教育情報化振興会「情報活用能力の授業力育成事業委員会」委員長等を歴任。
●郡司 竜平(ぐんじ りゅうへい)
名寄市立大学 保健福祉学部 准教授
修士(教育学)
公立小学校特別支援学級、通常級、特別支援学校教諭を経て2022年4月より現職。専門は特別支援教育(知的障害教育)、ICTを活用した教育実践研究。日本特殊教育教育学会、日本発達障害学会、北海道特別支援教育学会(理事)、日本デジタル教科書学会、AI時代の教育学会、日本教育工学会に所属。NHK「GIGAスクール時代のNHK for School活用研究プロジェクト」研究アドバイザー。著者に『特別支援教育ONEテーマブック ICT活用新しいはじめの一歩』学事出版(単著)、『オンラインとオフラインで考える特別支援教育』明治図書(共著)、『発達が気になる子の教え方 THE BEST』東洋館出版社(解説)等がある。
●安井 政樹(やすい まさき)
札幌国際大学 基盤教育部門 准教授
専門職修士(教育学)
公立学校教諭を経て2022年4月より現職。専門は道徳教育、インクルーシブ教育、ICTを活用した教育支援等。日本道徳教育学会、日本教育メディア学会、AI時代の教育学会等に所属。文部科学省 学校DX戦略アドバイザー、Microsoft Innovative Educator Expert 2022-25、NHK for School番組委員(道徳・特別支援ほか)等を務める。著書に『特別の教科 道徳 指導と評価支援システム』東洋館出版社(単著)、『ChatGPTと共に育む学びと心―AI時代に求められる教師の資質・能力―』東洋館出版社(共著)等がある。
■著者 紹介
●岩﨑 有朋(いわさき ありとも)
札幌国際大学 基盤教育部門 教授
元鳥取県公立中学校(理科)教諭。元鳥取県教育センター係長。鳥取県教委認定 エキスパート教員。2023年4月1日より現職。
●津下 哲也(つげ てつや)
姫路大学 教育学部 講師
修士(学術)
岡山県公立小学校教員として20年勤務後、2023年4月より現職。専門は教育工学、情報教育、ICTを活用した教育実践研究。放送大学大学院博士後期課程にて人工知能の教育利用について研究。AI時代の教育学会、日本STEM教育学会、日本デジタル教科書学会、日本教育メディア学会、日本教育工学会、関西教育学会所属。文部科学省学校DX戦略アドバイザー。観光立国教育審査員特別賞、ICT夢コンテスト新人賞・優良賞等受賞。著書に、『GIGAスクール時代の学びを拓く!PC1人1台授業スタートブック』ぎょうせい(共著)、『GIGAスクール構想〔取り組み事例〕ガイドブック』翔泳社(共著)等がある。
●山口 眞希(やまぐち まき)
石川県公立小学校教員として20 年勤務後、2022 年3 月まで金沢学院大学教育学部専任師として勤務。金沢市教育委員会「ネットいじめ防止講演会」講師、金沢市生涯学習課「家庭教育セミナー」講師、NHK 教育番組委員、NHK「GIGA スクール時代のNHK for School 活用研究プロジェクト」研究アドバイザー、日本教育情報化振興会「情報活用能力の授業力育成事業」委員等を歴任。
●安藤 昇(あんどう のぼる)
青山学院中等部・青山学院大学 非常勤講師
情報科教育、プログラミング、AI活用等の授業・講演実績多数。プライベートスタジオを持つ、映像授業制作のプロフェッショナル。ICT技術を活用した新時代の授業は、受講希望者が殺到するほど大人気。
■イラスト担当
●小林 雅哉(こばやし まさや)
北海道公立小学校教員
北海道公立小学校教諭20年目。長く校内研修づくりに携わってきた。他にも民間教育セミナーやまちづくりで、グラフィックレコーディングを活かして対話を可視化する実践を多数行なってきた。教育サークル北の教育文化フェスティバル所属。
目次
はじめに――なぜ今、教師向けのIT・情報リテラシーなのか
校務DXの今とこれから
第1章 クラウドの活用
1-1 クラウドで「いつでも」「どこでも」「だれとでも」を実現する
1-2 教員現場でのクラウド利用
1-3 データの共有・共同編集の実際
1-4 データを守ることは、児童生徒だけでなく教師自身も守ることに
第2章 生成AI
2-1 生成AIとプロンプト
2-2 上手なプロンプトを作るコツ
2-3 教育で使えるプロンプトの実用例
2-4 ChatGPT有料版の機能を統合した「Copilot」
第3章 SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)
3-1 SNSのいろいろ
3-2 SNSと情報モラル、メディアリテラシー、デジタルシティズンシップ
3-3 子どもたちとSNSとの関わり
3-4 SNSによって得られるものと伴うリスク
3-5 学校でのSNSの利用
第4章 学校を取り巻く教育情報セキュリティ
4-1 情報セキュリティのCIA!?
4-2 存在を知っていますか? 教育情報セキュリティポリシー
4-3 こんなところから情報が漏れるなんて! 日常の行動に潜むリスク
4-4 迷惑メールってどう対処すればいいの?
4-5 そのパスワードは本当に大丈夫なの?
第5章 情報の調べ方、整理の仕方
5-1 ウェブ検索のコツ(ちょっとした工夫)
5-2 情報はウェブ検索以外からも集められる!① J-STAGEの活用
5-3 情報はウェブ検索以外からも集められる!② NHK for Schoolの活用
5-4 情報整理の先に「アイデア(考え)を出す」ことをイメージする
第6章 写真・動画
6-1 写真・動画の解像度とファイルサイズ
6-2 上手に撮影するワンポイントアドバイス
6-3 撮影した写真や動画の整理
6-4 写真の活用例
6-5 動画の活用例
6-6 注意したい肖像権
第7章 オンラインフォーム
7-1 オンラインフォームのいろいろ
7-2 オンラインフォームでできること(アンケート調査の作り方の基本)
7-3 保護者アンケートの活用例
7-4 学習の振り返りやミニテストにおける活用
7-5 学習者の考えを集め、共有する
7-6 テスト機能(自動採点)
第8章 スライド作成アプリ
8-1 スライド作成アプリのいろいろ
8-2 Googleスライドの基本操作
8-3 アニメーションを用いた教材づくり
8-4 良いプレゼンって何だろう――ちょっとだけ情報デザインの話
8-5 スライド作成アプリのプレゼン以外の活用例
8-6 生成AIによるスライド作成
第9章 文書作成
9-1 文書作成のいろいろ
9-2 学級通信とGoogleドキュメント
第10章 表計算アプリの活用
10-1 表計算アプリで手軽にデータ活用を!
10-2 表計算アプリの基本操作
10-3 Googleスプレッドシートは基本的にオンラインで作業する
10-4 Googleスプレッドシートをオフラインで使う場合
10-5 Googleスプレッドシートでグラフを作る
10-6 ピボットテーブルでクロス集計をしてみる
10-7 表計算ソフトは、校務だけでなく、児童生徒も活用できる!
付録 Copilot
おわりに
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