すごいPowerPoint 2003
2,090円(本体 1,900円+税10%)
- 品種名
- 書籍
- 発売日
- 2005/7/1
- ページ数
- 224P
- サイズ
- B5変型判
- 著者
- 井上 香緒里&すごいシリーズ編集部/監修:平田幸一
- ISBN
- 9784844321255
企画書、POP、会社案内、ウェディングボード…… プロがこだわる技とコツ、いただき!
企画書、プレゼン資料、POP、ウェディングボードなど、ビジネス・趣味に使えるスライド作成のテクニックが満載! 色彩心理を駆使した好感度の高い配色から、商品名を印象に残すためのアニメーション、写真を引き立てるレイアウトまで、評価アップにつながるノウハウをプレゼンのプロが指南。「どうやって作ったの?」と聞かれる効果的な資料でプレゼン上手に! すべてのサンプルがダウンロードでき、即効性も抜群。 PowerPoint 2003/2002の両方に対応。
「読者アンケートに答える」「読者プレゼントに応募」の場合もこちらをご利用ください。
書籍の内容に関するお問い合わせはこちら。お答えできるのは本書に記載の内容に関することに限ります。
学校・法人一括購入に関するお問い合わせはこちらへ。
著者紹介
編集者からのメッセージ
PowerPointは奥が深いアプリケーションです。スライドに文字を入力するだけで、自動的に文字サイズが調整されたり、カラフルなデザインが用意されていたりと、一見誰でも簡単に操作できそうに思えます。しかし、「誰でも簡単」というのには落とし穴があります。誰でもある程度は簡単に、見栄えの整ったスライドを作成できるということは、あなたの作成した企画書やプレゼン資料が「ありきたりの」「印象に残らない」ものとして埋もれてしまう可能性も否めません。
本書では「プレゼンテーション」の講師としても活躍中の二人を著者・監修者として迎え、「どんな色使いにすれば相手に好印象を与えられるか」「どんなアニメーションを使えば商品名を印象付けられるか」といった、実践で役立つノウハウを紹介しています。また、アイデアのまとめ方やプレゼン前の準備方法など、プレゼンを成功させるために必要なテーマを幅広く解説しています。
本書を読んで、これまでとはひと味もふた味も違う「すごい」スライドを作成してみませんか?
著者からのメッセージ
プレゼンテーションは「限られた時間内で正確な情報を伝え、相手を説得すること」です。一方的に情報を伝えるだけでなく、相手を説得して最終的に「商品を買ってもらう」とか「企画を採用してもらう」などのアクションを起こさせることができれば、プレゼンテーションは成功したと言えるでしょう。
プレゼンテーションを成功させるポイントは2つあり、1つが「発表技術」、もう1つが「効果的な資料」の作成です。この2つが揃ってはじめて、プレゼンテーションのスタート地点に立てるのです。
本書では、PowerPointを使って「効果的な資料」を作成するテクニックを解説しています。「効果的な資料」とはわかりやすい資料であり、ポイントがきちんと伝わる資料のことでもあります。また、企画書や報告書といったビジネスシーンでの利用にとどまらず、ポスターや披露宴のスライドなど、プライベートシーンで利用できる新しい使い方も提案しています。本章で紹介する「すごい」技で「すごい」スライドを作って、ぜひとも相手をうならせてください。
目次
まえがき
目次
本書の読み方
本書で利用するサンプルファイルをダウンロードするには
PowerPoint 2003の画面構成
1章 すごい企画書を作る
すごい企画書の条件
Sample A とにかくわかりやすい新製品の企画書
すご技
発表のアイデアを手早く整理する
全体のバランスを整えて文字を見やすくするキーワードをスマートに強調する
メインの箇条書きを図形で囲んで目立たせる
Sample B 好感度の高い配色にこだわった新サービスの提案書
すご技
スライド全体にテーマカラーを設定する
タイトルの文字色とフォントを変更して、スライドの印象を引き締める
複数の図形のトーンを変えて、流れを見せる
Sample C スピード勝負で作る企画書
すご技
Wordの企画書に見出しを設定し、スライドに読みこむ
Excelのグラフを貼り付けて、スライドに合うように加工する
他のPowerPointファイルを読みこんで利用する
Flashのアニメーションでオープニングを飾る
2章 すごい報告書を作る
すごい報告書の条件
Sample A ひと目でわかる表を使った売上報告書
すご技
表内の文字や数字を見やすく配置する
表の見出しとデータを区別しやすいように色付けする
データを比較しやすいように罫線をカスタマイズする
1行ずつ、左右からスライドインして表示される表を作る
Sample B グラフで要点が伝わるアンケート結果報告書
すご技
矢印とコメントでグラフの趣旨を正しく伝える
上昇傾向がわかる3-D面グラフを作成する
強調したいデータ系列のみに色を付ける
見やすい配色の円グラフを作る
Sample C かっこいいグラフを使ったイベント実施報告書
すご技
人型を使ったオリジナルグラフを作成する
イラストを積み上げてシンプルな絵グラフを作成する
グラフのテーマに合わせて背景に写真を表示する
グラフが順番に伸び上がっていくアニメーションで印象付ける
コラム:適切なアニメーションを選ぶ
3章 すごい会社案内を作る
すごい会社案内の条件
Sample A 的確な概念図を用いた会社案内
すご技
事業規模がわかるベン図形を描く
大きさの揃った図形を組み合わせてフローチャートを作る
採用の流れに合わせてフローチャートの図形を表示させる
目的地がひと目でわかる地図を作成する
Sample B リンクで自在にページを行き来できる会社案内
すご技
スムーズにWebサイトが表示されるようリンクを設定する
縦に長い組織図を横置きのスライドに追加する
目次と内容のスライドを切り替えるボタンを配置する
寒色で目立たないリンクカラーを黒に変更する
Sample C オリジナルデザインで統一感のある会社案内
すご技
スライドデザインにコーポレートカラーを取り入れる
図形を組み合わせて花びらのイラストを作るすべてのスライドに会社のロゴを表示してデザインに活かす
スライド番号をデザインになじむように装飾する
コラム:Webサイトからお気に入りのデザインをダウンロードする
4章 すごいプレゼン作品を作る
すごいプレゼン作品の条件
Sample A 写真やイラストで惹きつける新製品案内
すご技
背景写真とタイトルの文字をバランスよくレイアウトする
タイトルの文字に目的に合ったアニメーションを設定する
淡く加工した写真をスライドの背景に設定し、文字を引き立てる
同じタッチのイラストを検索し、各スライドの同じ位置に配置する
Sample B BGMやナレーションで集客する店頭デモ
すご技
タイトルスライドにオープニングのBGMを付け、注目度を高める
スライドにナレーションを付けて内容を補足する
スライドに動画を挿入して具体的なシーンを見せる
無人デモのように、スライドショーが自動でくり返される設定を行う
Sample C 華やかな動きのある披露宴のスライド
すご技
写真の切り替えに、アルバムをめくるような効果を付ける
アニメーションのあとで文字色を変化させ、キーワードを強調する
アニメーションを設定し、写真を大胆に移動させる
最後のスライドにエンドロールのアニメーションを設定する
コラム:イラストや写真などの素材を収集する
5章 すごいPOPを作る
すごいPOPの条件
Sample A タイトルロゴで写真を引き立てるイベントポスター
すご技
ワードアートをカスタマイズして、インパクトのあるタイトルロゴを作る
タイトルのまわりに透明感のあるパーツを挿入してひと工夫する
クリップアートの色をスライドに合うように変更する
Sample B 写真の仕上がりにこだわったウェディングボード
すご技
写真をハート型に切り抜いてデザインパーツを作る
色違いのパーツを重ねてイラストに奥行きを出す
写真や文字の中心を揃えてバランスを整える
Sample C 図形と文字の配置を工夫したカフェのメニュー
すご技
文字の背景にイラストを配置して奥行きを演出する
文字と数字の配置を変更して見やすい価格表を作る
タイトルのロゴに影を重ねてカフェの雰囲気を出す
イラストに文字を重ねて店のロゴを作る
コラム:フォントをパソコンに追加する
6章 すごい発表方法をマスターする
すごい発表の条件
Sample A どんな状況でもスムーズに行えるプレゼンテーション
すご技
プレゼンテーションの予行演習を行い、時間を把握する
1つのファイルから複数のプレゼンテーションを作成し、目的に応じて使い分ける
PowerPointがなくても再生可能なプレゼンテーションCDを作る
ダブルクリックするだけで、すぐにスライドショーが始まるようにする
Sample B 用途に合わせた配布資料を作れるプレゼンテーション
すご技
発表者用にメモ付きの資料を印刷し、説明もれを防ぐ
資料として残すことを考えて、日付やページ番号も印刷する
モノクロ印刷やコピー用の資料を正しい設定で印刷する
配布資料の印刷設定をマクロに登録して自動化する
Sample C コミュニケーションを駆使して質が高まるプレゼンテーション
すご技
プレゼン資料をメールで送って上司や同僚に修正してもらう
資料をWebページとして公開し、より大勢の人が見られるようにする
質疑応答で書きこんだ内容を保存して次のプレゼンに活かす
コラム:プレゼン前のチェックリスト
用語集
索引
関連書籍
ダウンロード
お詫びと訂正
現在のところ、本製品に正誤情報はありません。
お問い合わせ
書籍の内容に関するお問い合わせはこちら。お答えできるのは本書に記載の内容に関することに限ります。