IT技術者なら知っておきたいストレージの原則と技術

IT技術者なら知っておきたいストレージの原則と技術

5,060円(本体 4,600円+税10%)

品種名
書籍
発売日
2013/2/15
ページ数
423
サイズ
B5変型判
著者
EMC Education Services 著/株式会社クイープ 訳
ISBN
9784844333517

ストレージの基礎を網羅したベストセラーの翻訳書。 EMC教育部門が執筆!クラウドやビッグデータも解説。

本書は、ストレージ技術の概念・原理から、実装の技術的考察までを網羅。5つのセクションに分かれており、「ストレージシステム」「ストレージネットワーキング」「バックアップ/アーカイブ/レプリケーション」「クラウドコンピューティング」「ストレージのセキュリティと管理」で構成。新技術として、重複排除やユニファイドストレージ、仮想プロビジョニング、FCoE、フラッシュデバイス、ストレージ階層化を解説。EMC資格認定プログラム「EMC Proven Professional」における認定試験E10-001に対応。

■原書に寄せられた読者の声----「ストレージの優れた入門書」「不足しているストレージやSANの知識を補足できる」「情報管理について理解を深められる一冊」■本書の主なテーマ◎インテリジェントストレージシステム◎ストレージネットワーキング◎バックアップ/アーカイブ/レプリケーション◎事業継続とディザスタリカバリ◎仮想化とクラウド◎セキュリティと管理/監視■第2版で追加されたテーマ◎デデュプリケーション(重複排除)◎ユニファイドストレージ◎CDP(継続的データ保護)◎仮想プロビジョニング◎FCoE◎フラッシュドライブ◎ストレージ階層化◎ビッグデータ■対象読者
●ストレージ技術の初級者●ストレージ全般の知識を押さえたいシステム管理者など

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■著者からのメッセージ

本書には、業界で最も高度なトレーニングと認定を受け、実践を積んだ、EMCの専門家の知識が盛り込まれている。データセンターの仮想化や堅牢なクラウドインフラストラクチャの構築の真っただ中にいるストレージ/インフォメーションマネジメントプロフェッショナルにとって、あるいは単に、こうした新しいパラダイムの概念や原理を学ぶことに興味を抱いている人にとっても、既存のITスキルの転換を図ることはこれまで以上に重要となっている。
本書を読むことでその転換にはずみを付け、現在提供されている新しいトレーニングや検定を受ければ、業界におけるスキルの決定的なギャップを埋め、キャリアアップを図り、企業の成長や将来性、利益に貢献する貴重な人材になれるだろう。(「まえがき」より要約)

■著者プロフィール

◎EMC Education Services
EMC Education Servicesは、EMCコーポレーションの教育サービス部門です。EMCコーポレーションは、情報インフラストラクチャのテクノロジーとソリューションを開発・提供する世界のリーディング・カンパニーです。EMCコーポレーションの日本法人であるEMCジャパンは、同社の製品やサービスの情報を以下のURLで提供しています。
http://japan.emc.com/index.htm

目次

■Section I ストレージシステム
Chapter1 インフォメーションストレージ入門
1.1 インフォメーションストレージ
1.2 ストレージアーキテクチャの進化
1.3 データセンターのインフラストラクチャ
1.4 仮想化とクラウドコンピューティング
1.5 まとめ

Chapter2 データセンター環境
2.1 アプリケーション
2.2 DBMS
2.3 ホスト
2.4 接続性
2.5 ストレージ
2.6 ディスクドライブの構成要素
2.7 ディスクドライブのパフォーマンス
2.8 データへのホストアクセス
2.9 DAS
2.10 アプリケーションの要件とディスクのパフォーマンスに基づくストレージデザイン
2.11 ディスクのネイティブコマンドキューイング
2.12 フラッシュドライブ
2.13 VMware ESXi
2.14 まとめ

Chapter3 データ保護:RAID
3.1 RAIDの実装方式
3.2 RAIDアレイの構成要素
3.3 RAIDの手法
3.4 RAIDレベル
3.5 RAIDによるディスクパフォーマンスへの影響
3.6 RAIDの比較
3.7 ホットスペア
3.8 まとめ

Chapter4 インテリジェントストレージシステム
4.1 インテリジェントストレージシステムの構成要素
4.2 ストレージプロビジョニング
4.3 インテリジェントストレージシステムの種類
4.4 EMC SymmetrixとVNX
4.5 まとめ

■Section II ストレージネットワーキングテクノロジー
Chapter5 FC SAN
5.1 FCの概要
5.2 SANとその進化
5.3 FC SANの構成要素
5.4 FC接続
5.5 FCポート
5.6 FCアーキテクチャ
5.7 ファブリックサービス
5.8 FC-SWのログインタイプ
5.9 ゾーニング
5.10 FC SANのトポロジ
5.11 SANでの仮想化
5.12 EMC ConnectrixとEMC VPLEX
5.13 まとめ

Chapter6 IP SANとFCoE
6.1 iSCSI
6.2 FCIP
6.3 FCoE
6.4 まとめ

Chapter7 NAS
7.1 汎用サーバーとNASデバイス
7.2 NASの利点
7.3 ファイルシステムとネットワークファイル共有
7.4 NASの構成要素
7.5 NASのI/O操作
7.6 NASの実装
7.7 NASのファイル共有プロトコル
7.8 NASのパフォーマンス
7.9 ファイルレベルの仮想化
7.10 EMC IsilonとEMC VNXゲートウェイ
7.11 まとめ

Chapter8 オブジェクトベースストレージとユニファイドストレージ
8.1 オブジェクトベースストレージ
8.2 CAS
8.3 CASのユースケース
8.4 ユニファイドストレージ
8.5 EMC Atmos、EMC VNX、EMC Centera
8.6 まとめ

■Section III バックアップ、アーカイブ、レプリケーション
Chapter9 業務継続入門
9.1 情報の可用性
9.2 BCの用語
9.3 BCPのライフサイクル
9.4 障害分析
9.5 BIA
9.6 BCテクノロジーソリューション
9.7 EMC PowerPath
9.8 まとめ

Chapter10 バックアップとアーカイブ
10.1 バックアップの目的
10.2 バックアップの課題
10.3 バックアップの粒度
10.4 リカバリの課題
10.5 バックアップの手法
10.6 バックアップアーキテクチャ
10.7 バックアッププロセスとリストアプロセス
10.8 バックアップトポロジ
10.9 NAS環境でのバックアップ
10.10 バックアップターゲット
10.11 バックアップデータからの重複排除
10.12 仮想環境でのバックアップ
10.13 データアーカイブ
10.14 アーカイブソリューションのアーキテクチャ
10.15 EMC NetWorker、EMC Avamar、EMC Data Domain
10.16 まとめ

Chapter11 ローカルレプリケーション
11.1 レプリケーションの用語
11.2 ローカルレプリカの用途
11.3 レプリカの整合性
11.4 ローカルレプリケーションテクノロジー
11.5 ソースとレプリカに対する変更の追跡
11.6 リストアとリスタートの課題
11.7 複数のレプリカの作成
11.8 仮想環境でのローカルレプリケーション
11.9 EMC TimeFinder、EMC SnapView、EMC RecoverPoint
11.10 まとめ

Chapter12 リモートレプリケーション
12.1 リモートレプリケーションのモード
12.2 リモートレプリケーションテクノロジー
12.3 3サイトレプリケーション
12.4 データ移行ソリューション
12.5 仮想環境でのリモートレプリケーションと移行
12.6 EMC SRDF、EMC MirrorView、EMC RecoverPoint
12.7 まとめ

■Section IV クラウドコンピューティング
Chapter13 クラウドコンピューティング
13.1 クラウドを実現するテクノロジー
13.2 クラウドコンピューティングの特徴
13.3 クラウドコンピューティングの利点
13.4 クラウドサービスモデル
13.5 クラウド導入モデル
13.6 クラウドコンピューティングインフラストラクチャ
13.7 クラウドの課題
13.8 クラウドの導入に関する課題
13.9 Vblock
13.10 まとめ

■Section V ストレージインフラストラクチャのセキュリティと管理
Chapter14 ストレージインフラストラクチャのセキュリティ
14.1 インフォメーションセキュリティフレームワーク
14.2 リスクの3大要素
14.3 ストレージのセキュリティドメイン
14.4 ストレージネットワークでのセキュリティの実装
14.5 仮想環境とクラウド環境でのストレージインフラストラクチャのセキュリティ
14.6 RSAとVMwareのセキュリティ製品
14.7 まとめ

Chapter15 ストレージインフラストラクチャの管理
15.1 ストレージインフラストラクチャの監視
15.2 ストレージインフラストラクチャの管理作業
15.3 ストレージインフラストラクチャの管理の課題
15.4 理想的なソリューションの作成
15.5 インフォメーションライフサイクルマネジメント
15.6 ストレージの階層化
15.7 EMCのインフラストラクチャ管理ツール
15.8 まとめ

Appendix/用語集

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      16 GFCのスループットは2100MB/s
    • [正]
      16 GFCのスループットは3200MB/s
  • 196ページ 表9-1 「週間ダウンタイム」の4項目め
    • [誤]
      10時間5秒
    • [正]
      10分5秒
    • 【 第3刷にて修正 】
  • 389ページ Exercise 1の解答の4行目
    • [誤]
      MTBF =(24時間× 5日)/ 3 = 120時間 / 3 = 40時間
    • [正]
      MTBF =(24時間+22時間+24時間+20時間+21時間)/ 3 = 111時間 / 3 = 37時間
    • 【 第3刷にて修正 】

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