2020年、人工知能は車を運転するのか 自動運転の現在・過去・未来

2020年、人工知能は車を運転するのか 自動運転の現在・過去・未来

1,628円(本体 1,480円+税10%)

品種名
書籍
発売日
2017/2/24
ページ数
288
サイズ
四六判
著者
西村直人(交通コメンテーター/日本自動車ジャーナリスト協会理事/日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員) 著
ISBN
9784295000778

自動運転×人工知能の現在と未来を探る!

人と人工知能が協調して車を運転する未来。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年をひとつの節目に、人と車との関わりかたが大きく変わろうとしている。本書では、手動運転→協調運転→自動運転への進化と、この進化を加速させる人工知能との連携について、政府の戦略、自動車メーカーやヘルスケアメーカーの取り組み、海外事例など、あらゆる角度から最新動向に迫る。

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メディア掲載情報

2017/07/13:文化放送『The News Masters TOKYO』にてご紹介いただきました
2017/05/17:本の要約サイト『flier (フライヤー)』にてご紹介いただきました
2017/05/08:株式会社日経BPマーケティング『日経ビジネス』2017年5月8日号にてご紹介いただきました
2017/03/10:講談社『ベストカー 4月10日号』にてご紹介いただきました

著者プロフィール

◎ ⻄村直⼈(にしむら なおと)
1972年1月11日東京生まれ。交通コメンテーター。クルマとバイク、ふたつの社会の架け橋となることを目指す。大学を卒業後、自動車雑誌の編集部に勤務し、その後、独立。得意分野は先進安全技術とパーソナルモビリティだが、広い視野をもつためにWRカーやF1、さらには2輪界のF1と言われるMotoGPマシンの試乗も積極的にこなしつつ、4&2輪の草レースにも精力的に参戦中。また、大型トラックやバス、トレーラーの公道試乗も積極的に行うほか、ハイブリッド路線バスやハイブリッド電車など、物流や環境に関する取材を多数担当。内閣府「自動走行システム(SIP-adus)推進委員会」、国土交通省「スマートウェイ検討委員会」、警察庁「UTMS懇談会」に出席したほか、2007年度には東京都交通局のバスモニター役も務めた。交通安全にまつわる講演会活動も活発に行っており、特に「先進安全技術」や「ITS」では好評を博す。一般社団法人・日本自動車連盟が発行する機関誌「JAF Mate」では本誌初の二輪連載企画を4年間担当したほか、2012年度から公益財団法人・日本自動車教育振興財団の社会科副教材「Traffi-Cation」のコラムを執筆。2014年9月からスタートしたJAFのHP上の「選ぼう使おうACC」のすべてを監修/執筆。2002年5月より有限会社ナック(創業1980年5月)代表取締役。

目次

目次
はじめに

第1章 自動運転を取り巻く世界と日本の動き
自動運転に関する世界の、そしてSIPの動向
自動運転の定義と技術
自動走行システムの確立を進めるSIP-adus

自動運転に必要となる「人/車/道路」の三位一体
自動運転レベルの統一と自動車メーカーの責任
「人/車/道路」の三位一体
日本の強さを生かしたダイナミックマップ

など

第2章 車の自動化の歴史と自動運転の基礎となるACC
自動運転の歴史はACCから始まる
ACCのメカニズムとは?
ACCの未来はどうなるのか?
など


第3章 自動運転の技術はどこまできているのか
「FUN TO DRIVE」と自動運転を融合させるトヨタ
運転の「FUN=楽しさ」と自動運転の融合点は?
車が考えていることをドライバーに伝える
人工知能と自動運転技術の未来

日産による運転支援技術の集大成「プロパイロット」
プロパイロットとは何なのか
プロパイロットの現状と将来
日産ならではの「正直な」自動運転技術

「人間の研究」が支えるホンダの自動運転技術
人間と機械の境目はどこにある?
〝黒子〟に徹する先進安全技術
ドライバーの意思をくみ取るシステム

人馬一体を実現するマツダの「GVC」
ドライバーの異常の予兆を安全につなげる
マツダならではの独創的な自動運転技術とHMI
できるだけ長く運転してもらうために

進化を続けるスバル「アイサイト」
衝突被害軽減ブレーキの登場
ステレオカメラへのこだわり
進化を続けるアイサイト

メルセデス・ベンツの考える人と車が融合した未来
自動運転レベル4の「F015」
自動運転している車とのコミュニケーション
人と車のコミュニケーション

など

第4章 人工知能が自動運転の発展を加速させる
オムロンの人を理解する「ドライバー運転集中度センシング技術」
オムロンの人工知能開発は若い女性に育まれた!?
ヘルスケア情報を生かす
人と機械が意思疎通できる共通言語

スイス・シオンの自律自動運転シャトルバス
公共交通機関ならではの可能性
ハッカー対策はどうなっているのか!?
必要とされる歩行者とのコミュニケーションツール
など

おわりに

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