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インプレス標準教科書シリーズ 1セグ放送教科書
4,180円(本体 3,800円+税10%)
- 品種名
- 書籍
- 発売日
- 2005/6/15
- ページ数
- 376
- サイズ
- B5判
- 著者
- 羽鳥 光俊 監修
- ISBN
- 9784844321187
本書は、放送と通信の本格的な融合といわれ、2006年春からサービスが開始される携帯電話向けのテレビ放送「1セグメント放送(1セグ放送)」の本邦初の本格的なバイブルです。電波の仕組みや映像(H.264/AVC)・オーディオ(AAC+SBR)の符号化方式、運用規定(Cプロファイル)、受信端末やBMLブラウザ、さらにはビジネス・モデルやサービスに至るまで、わかりやすく解説しています。また1セグ放送だけでなく、携帯向けのデジタル・ラジオ放送や衛星放送についての最新動向についても盛り込まれています。
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目次
第1章 Q&Aで学ぶ1セグ放送の基礎知識
Q1 1セグ放送〔1セグメント放送(ワンセグ)〕とはどのような放送ですか? デジタル放送の一種なのでしょうか?(ワンセグ)
Q2 1セグ放送(1セグメント放送)の1セグメントとはどのような意味ですか?
Q3 1セグ放送とモバイル放送(2.6G衛星放送)、地上デジタル音声放送(DRPによる放送)とはどこが違うのですか?
Q4 1セグ放送は「だれ」が「いつ」から、サービスするのですか?
Q5 1セグ放送とストリーミングとはどこが違うのですか?
Q6 1セグ放送の伝送速度はどのくらいですか? 第3世代ケータイの384kbpsと関係があるのですか?
Q7 1セグ放送の音声品質はどのようになっていますか?
Q8 1セグ放送の映像品質はどのようになっていますか?
Q9 1セグ放送はどのような端末で受信できるのでしょうか?
Q10 1セグ放送の番組(コンテンツ)はデジタル・テレビ放送と異なるのでしょうか? あるいは同じなのでしょうか?
Q11 他の国に1セグ放送と同様の放送の計画はあるのですか? 日本の方式との違いはどのような点でしょうか?
Q12 1セグ放送の方式は国際標準になっているのでしょうか?
第2章 1セグ放送に使われる電波の基礎知識
2.1 地上デジタル放送で使われる電波
2.2 いろいろなデジタル変調とOFDM の基礎知識
2.3 OFDM 信号はどのようにつくられるか?
2.4 地上デジタル放送の伝送セグメントの構成
第3章 1セグ放送の映像圧縮符号化技術「H.264/AVC」
3.1 映像はどのように圧縮されるか?
3.2 画像圧縮の4つのポイント
3.3 H.264/AVCの画像圧縮技術とその特徴
3.4 H.264/AVCのプロファイルとレベル
3.5 ビット・ストリーム内のシンタックス
3.6 データ放送におけるH.264/AVC
3.7 1セグ放送における映像符号化の運用規定
3.8 シンタックスにおける制約条件
3.9 1セグ放送実現のためのシステム技術
第4章 1セグ放送のオーディオ圧縮符号化技術=AAC+SBRによる新しいオーディオ品質=
4.1 オーディオ圧縮符号化の基本原理
4.2 1セグ放送に採用されている符号化技術: AAC
4.3 AACの新しい拡張技術「SBR」と1セグ放送
4.4 1セグ放送のオーディオ品質と評価方法
第5章 1セグ放送の運用規定=ARIB TR-B14/Cプロファイルを中心に=
パート1 :地上デジタル・テレビ放送運用規定(TR-B14)
5.1 デジタル・テレビにおける運用規定とは?
5.2 デジタル放送に関する標準規格と運用規定の関係
5.3 地上デジタル・テレビ放送における1 セグ放送の位置づけ
5.4 ARIB TR-B14の構成と各編の役割
パート2 :データ放送運用規定(C プロファイル)
5.5 1セグ放送における「データ放送」とは何か?
5.6 地上デジタル放送におけるデータ放送運用規定のプロファイル
5.7 1セグ放送で想定するデータ放送サービスとC プロファイルの要求条件
5.8 データ放送受信機能のリファレンス・モデル
5.9 Cプロファイル向けマルチメディア符号化、BMLの運用
5.10 BML文書の伝送運用
5.11 データ放送ブラウザとコンテンツ
5.12 Cプロファイル向け字幕機能
パート3 : 1セグ放送に関わるその他の規定
5.13 基本的な概念と用語
5.14 TR-B14における1セグ放送の規定
第6章 1セグ放送の放送網とインターネットによる双方向通信
6.1 1セグ放送における双方向通信機能
6.2 双方向通信コンテンツの運用
6.3 双方向通信機能に関する各種制限事項
6.4 双方向通信に関連したオプション機能
第7章 1セグ放送用の受信端末の仕組み=チューナ/ TSパケットからデータ放送ブラウザまで=
7.1 1セグ放送の受信端末の仕組み
7.2 1セグ放送の受信処理(アンテナとチューナ)
7.3 1セグ放送におけるトランスポート・ストリームの処理
7.4 データ放送の処理:データ・カルーセルからデータ放送ブラウザまで
7.5 1セグメント受信端末の形態と課題
第8章 1セグ放送のサービスの提案と開発=ITSから防災、YRPテスト・ベッドまで=
8.1 1セグ放送の法律上の規定とサービス
8.2 1セグ放送サービスの開発
8.3 YRPの地上波デジタル放送テスト・ベッド
コラム① 電波法施行規則 抄
コラム② サービス・エリアの回線設計
第9章 1セグ放送のビジネス・モデルと新サービスの展望=放送事業者と携帯電話事業者のアプローチ=
パート1 :放送事業者が考える1 セグ放送の展望
9.1 進展するケータイとテレビの連携
9.2 テレビ側からケータイへのアプローチで始まる
9.3 相性の良いテレビとケータイの組み合わせ
9.4 サービス事例:データ放送がバリュー・チェーンを創る
9.5 広告メディアとしての可能性
9.6 テレビとケータイの連携に伴う課題=地上デジタル音声放送=
パート2 :携帯電話事業者が考える1セグ放送の展望
9.7 コンテンツ/サービスとしての1セグ放送への期待
9.8 広告媒体としての1セグ放送
9.9 携帯電話事業者にとっての大きなパラダイム・シフト
9.10 OnQ モデル:映像コンテンツの新たな視聴形態
9.11 携帯電話に搭載される他の機能との連携
コラム① 1セグ放送に関して両事業者間ではどのような認識の違いがある?
付録第1章 デジタル・ラジオと運用規定
1.1 デジタル・ラジオとは?
1.2 デジタル・ラジオのサービス
1.3 デジタル・ラジオの放送方式
1.4 デジタル・ラジオの運用規定(ARIB TR-B13)
1.5 デジタル・ラジオの受信機
1.6 デジタル・ラジオの今後の展開
付録第2章=衛星によるモバイル放送システム=「モバHO!」のサービスとその仕組み
2.1 モバイル放送とは?
2.2 モバイル放送の仕組み
2.3 モバイル放送がもたらす新たなライフ・スタイル
2.4 モバイル放送の受信端末
2.5 モバイル放送の提供するサービス
2.6 モバイル放送の事業展開
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