2015年8月の発売以来じわじわと実績を積み上げています！ amazon売れ筋ランキング「ビジネス文書」部門第1位獲得『新しい文章力の教室　苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』をご紹介します。

世に「文章力上達」を指南する本は、けっこうな数で発行されています。それだけ多くの人たちが文章力になんらかの悩みを抱えていたり、苦労されているのだと思います。
そんなライバルの多いこのジャンルにおいて、弊社から発売されたこの本のタイトルには「新しい」という言葉が謳われています。これは、単に気を引く言葉を使ったわけではありません。
このことについて、著者である唐木元さんのプロフィールとあわせてご紹介したいと思います。

唐木さんは、「コミックナタリー」初代編集長を務められた方です。
「ナタリー」といえば、いまや毎月3000本を超えるニュースを毎日リアルタイムで更新する、ポップカルチャー専門のウェブメディア。 この大量の記事を専属の記者の方々が書き上げていることがナタリー的なのですが、驚くべきは、なんとそこに携わる多くの記者の方々が、元は「未経験者」だったというのです。

そんなナタリーにおいて、唐木さんは「唐木ゼミ」と呼ばれる新人研修に携わります。そして、そこを通して見えてきた文章力上達のトレーニング方法こそが、「ナタリー式トレーニング」です。

ナタリー式トレーニングは、けして習得に時間を要するような方法ではありません（なにしろ新人研修という短期間でレクチャーされているものですから！）。わかりやすく、かつ実践的な文章力上達のメソッドです。
本書の冒頭において、このメソッドをひと言でいえば「いきなり書き始めてはいけない」こと、とシンプルに綴られています。

「本のタイトルは『ナタリー式トレーニング』と少々大げさになってしまいましたが、特別なことはひとつもありません。下ごしらえさえおっくうがらずにしておけば、文章を書くことにセンスも魔法も必要ありません」（本書「はじめに」より）

文書力というのは、専門領域で一部の人に必要とされるスキルではありません。報告書や企画書をはじめ、仕事全般にわたり必要なものといえます。もちろん仕事上だけではありません。昨今においては、日常のメールやSNSといった場面でも必要とされるものです。

いまひとつ書くことに自信が持てない、書いてはみるもののいまひとつ相手に伝わらない、書く内容がまとまらない、時間がかかってしまう...そんなことを感じたことのある学生・新社会人の方をはじめ、身近に文章を書く機会のある大勢の方に、強くおすすめします。
あるいは、これまでに本書以外の「文章力上達本」を購入されて、最後まで辿り着かなかった方、、、ぜひぜひ本書を手に取ってみてください！