年賀状コンテスト

2008年審査結果

今年も年賀状コンテストにたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。結果の発表が遅れましたことをおわび申し上げます。
応募総数461点の応募作から見事受賞となったのは以下の6作品です。

※受賞作品の著作権は、それぞれの応募者に帰属します。転載・配布等はおやめください
※受賞作品の画像は、事務局にてスキャンしたものですので、実物とは色や質感が異なる場合があります

インプレスの年賀状シリーズ部門

最優秀賞

  • 該当なし

優秀賞(賞金1万円)

  • チュー国で学んだこと「チュー国で学んだこと」 田上淳一様
    受賞者のコメント中国や台湾でお正月を迎えたことがあり、文章の部分は前々から暖めていたのですが、今回はじめてこの本を買ってイラストを見たときに、一気にイメージが沸きあがり、ひと晩で製作しました。来年は自分の干支でもある牛をモチーフにして、力強い作品で最優秀賞を目指します。

オリジナル年賀状部門

最優秀賞(賞金3万円)

  • ねずみなふたりのニューイヤーパーティー「ねずみなふたりのニューイヤーパーティー」 坂本志津香様
    受賞者のコメント1年のはじまりに、気分がほんわかと明るくなっていただければなぁという想いを込めて描きました。ですので、「受け取った方がほんわかしそうな雰囲気が受賞の理由です」という講評をいただき、イラストに込めた思いが年賀状を通して伝わったようで、とても嬉しかったです。これからも、ほんわか幸せな気持ちをイラストを通してお届けできたらなと思います。

優秀賞(賞金1万円)

  • 和(なごみ)「和(なごみ)」 栗田香苗様
    受賞者のコメント和...美...が大好きな私。彫刻、デザイン、材料集め、そして作成。ひとつひとつが大変な作業ですが、相手の方への私の思い、気持ちを精一杯、一枚一枚の年賀に心を込めて作ります。そして喜んでくださる笑顔を思い浮かべながら...。
  • 謹賀新年「謹賀新年」 早瀬瑠璃様
    受賞者のコメント2008年ねずみ年だけの謹賀新年。選んでもらえて本当に嬉しいです。ありがとうごさいました。
  • 地球と太陽「地球と太陽」 渡瀬ゆか様
    受賞者のコメント太陽は女の子のコサージュになっていて、地球をあたたかく包み込んでいるのをイメージしました。素敵な賞をありがとうございました。

特別賞(図書券3万円分)

  • 年賀状「年賀状」 明治大学付属明治高等学校 高校1年生の皆様
    受賞者のコメント生徒に今回のことを伝えると、大変喜んでおりました。 副賞は、ありがたく、今後の資料の購入に使わせていただく予定です。 ありがとうございます。

講評

今年もたくさんの応募をいただきました。作品を送っていただいた皆さまには、この場を借りまして厚く御礼申し上げます。力作揃いで審査は非常に難航いたしましたが、上記のとおり決定させていただきました。

インプレスの年賀状シリーズ部門は、応募作品が年々減少しており、残念ながら最優秀賞は該当者なしとさせていただきました。優秀賞の「チュー国で学んだこと」は、ネズミのチューという鳴き声と中国のお正月の風習をうまく組み合わせたアイデアが受賞の決め手となりました。

オリジナル年賀状部門は、年々作品の全体的なレベルが上がっているように思いましたが、その中で最優秀賞に輝いた「ねずみなふたりのニューイヤーパーティー」は、2匹のネズミが刺しゅうなどを楽しんでいるところが伝わってきます。受け取った方がほんわかしそうな雰囲気が受賞の理由です。

優秀賞は票が割れたため予定よりも1作品多い3作品としました。
「和(なごみ)」は、金銀のひもや千代紙などを使って味気なくなりがちな年賀状をきらびやかに立体的に仕上げた技が光りました。
「謹賀新年」は、賀詞とネズミのイラストをうまく組み合わせたアイデアだけでも素晴らしいのですが、さらに年号まで組み合わせてしまったのには脱帽です。
「地球と太陽」は、モダンなポストカードのような表現が印象的で、年賀状にふさわしいおめでたい太陽がおしゃれなイメージでうまくまとまっています。

なお、226名分の作品を送っていただいた明治大学付属明治高等学校 情報科の皆さんを特別賞とさせていただきました。上記に掲載している作品は事務局で選ばせていただいた一部の作品です。

残念ながら受賞とならなかった作品にも質の高いものがいくつもありました。ぜひまたご参加いただければと思います。

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