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年賀状コンテスト
2021年審査結果
今年も年賀状コンテストにたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。2021年の受賞作品は以下の作品に決定いたしました。
※受賞作品の著作権は、それぞれの応募者に帰属します。転載・配布等はおやめください
※受賞作品の画像は、編集部にてスキャンしたものですので、実物とは色や質感が異なる場合があります
最優秀賞・優秀賞
最優秀賞（Amazonギフト券3万円）
「れんこん牛・じゃがいも牛」 松尾康乃 様
受賞者のコメント
63歳の私に、一足先に春が来ました。
主人が緊急入院したばかりで、気分が落ち込んでいたところに最優秀賞という知らせ......。一気に目の前が明るくなりました。本当にありがとうございました。
酉年から、れんこん・じゃがいも・にんじん・さつまいもなどの野菜を土台にして年賀状を作っています。いわゆる、芋版のようなものです。
今年は、じゃがいもと金色の絵の具で「じゃがいも牛」と、跳ねている「れんこん牛」を作ってみました。どちらの牛も、最後に目の玉を入れたら、ぶさ可愛く私に微笑んでくれました。このチャームポイントが受賞に繋がったのかな思っております。
優秀賞（Amazonギフト券1万円分）
「ニャンとモウしましょうか、、、」 瓜本悟士 様
受賞者のコメント
この18年間、干支に愛猫（現在20歳）を絡めた「猫年の年賀状」を作り続けています。受け取られた方にクスッと笑ってもらえ、あわよくば冷蔵庫に貼ってもらえたら、、、という願いを込めてます。
年賀状を送る習慣が薄れて行く昨今ですが、この受賞を励みにしてこれからも「猫年賀状」を作り続けて参ります。ありがとうございました。
優秀賞（Amazonギフト券1万円分）
「2021年切り紙作品集～丑年～」 上田悠太 様
受賞者のコメント
素敵な賞をありがとうございました。2回連続での受賞に本当に驚いています。楽しく絵の具で絵や字を描き、図鑑を見ながらチョキチョキと切り紙の動物たちを夢中になって作っていました。特に牛の模様を工夫して作ったそうです。毎年の年賀状作りが楽しみになりました。コロナで大変な日々が続いていますが、家族一同幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。（保護者）
優秀賞（Amazonギフト券1万円分）
「牛に願いを...コロナをふきとばせ！」 小川光洋 様
受賞者のコメント
この度は輝かしい賞を頂戴し光栄です。実は本作品は12年前の同じ丑年に、ほぼ同じ構図で作成しましたが、今回、子供たちの成長と共にあらたなメッセージを添えて手を加えてみました。奇しくも12年後の現在、世界は新型コロナウィルスによる未曾有の不安を抱えてる状況です。今年はその不安を断ち切りたい、そんな思いを込めて、大きくなった子供達に当時と同じポーズをとってもらい、願いを込めてみました。今年こそ、みなさんに、世界に、またやすらぎが訪れることを切に願います！
編集長特別賞
（Amazonギフト券5000円分）
「USIBIE」 大賀ほのか 様
受賞者のコメント
特別賞ありがとうございます。このコンテストは兄に勧められ応募し、まさか賞を頂けるとは思いもしなかったので嬉しかったです。今年の干支「丑」と厄除けの妖怪「アマビエ」を掛け合わせた生物「USIBIE」(うしびえ)にコロナウイルスを退散してもらい、春から素敵な高校生活をスタートさせたいです！
（Amazonギフト券5000円分）
「コロナに負けるな」 草木鉄平 様
受賞者のコメント
「人と違う年賀状を」
毎日コロナ関連の嫌なニュースばかりが目につき滅入りますが、年賀状だけでも元気にお送りしたいという気持ちで、嫌というほど耳にした「ソーシャルディスタンス」を子供たちが大好きな戦隊風にしてみました。このような賞をいただけるのは年賀状を作る意欲につながります。ありがとうございました！
（Amazonギフト券5000円分）
「撫で牛図鑑」 神吉伸剛 様
受賞者のコメント
特別賞をいただきありがとうございます。例年、干支にまつわる寺社の石像（狛いのしし、狛ねずみなど）を年賀状に載せているのですが、今年の牛は、全国の天満宮でお馴染みのもので、有り触れているため、１つだけ載せてもインパクトがないと思いました。そこで、たくさんの撫で牛を載せようと考えました。当初は、１年間かけ、東京や名古屋など遠方の旅先でも撮り集める予定でしたが、コロナ禍で行けなくなったため、年末になって、急きょ地元関西で集めて回りました。
選評
2021年の年賀状コンテストに沢山のご応募をいただき、ありがとうございました。
ご応募いただきました皆様には編集部一同、厚く御礼申し上げます。
今年はやはり新型コロナウイルスにまつわる作品が多く集まったことが何より象徴的でした。しかし、それらの作品は決して現状を悲観するものではなく、みんなで頑張ろう、立ち向かおうとするものばかりで、編集部もとても勇気をいただきました。自粛生活の流れか、時間をかけて制作くださったことが伺えるオリジナル作品が多かったことも印象的でした。皆さんがおうち時間を活用して、有意義な創作をなさっていることを嬉しく思います。今年も一次、二次と時間をかけて慎重に入賞作品を選び、楽しく審査させていただきました。
そんな作品のなかでも、連作でお送りくださった「れんこん牛・じゃがいも牛」が最優秀賞に輝きました。野菜ハンコのかわいい牛たちと、思わずくすりと微笑んでしまうメッセージに癒やされます。しあわせを「幸せ」ではなく「仕合せ」となさったところにも、世相を反映したメッセージを感じ、心が温かくなりました。
優秀賞には3作品が選定されました。「ニャンとモウしましょうか、、、」は、干支の牛に紛れ込んだ愛猫がポイント。牛の模様を活かしたデザインの妙が感じられる作品です。「2021年切り紙作品集～丑年～」は、たくさんの動物を切り紙で表現した渾身の作品集。切り紙とは思えないほど写実的な描写で、その観察眼には脱帽です。「牛に願いを...コロナをふきとばせ！」は、美しい写真に加え、あちこちに隠された牛を探すのが楽しい作品。家族で星に祈るメッセージも、今年ならではの感慨があります。
最後に、この発想はなかった！ と編集部員を唸らせた「USIBIE」、とにかく面白いうえにマスクを模した細かな技工まで光る「コロナに負けるな」、よくぞ回ってくださいましたと感謝の気持ちが湧いてくる「撫で牛図鑑」が編集長特別賞を獲得しました。
残念ながら受賞まであと一歩だった方も、まだご応募されたことのない方も、次回の年賀状コンテストにぜひご応募ください。皆様の力作をお待ちしています。
インプレス年賀状編集部
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