年賀状コンテスト

2022年審査結果

今年も年賀状コンテストにたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。2022年の受賞作品は以下の作品に決定いたしました。

※受賞作品の著作権は、それぞれの応募者に帰属します。転載・配布等はおやめください
※受賞作品の画像は、編集部にてスキャンしたものですので、実物とは色や質感が異なる場合があります

最優秀賞・優秀賞

最優秀賞(Amazonギフト券3万円)

  • かくれてないで出ておいで!
    かくれてないで出ておいで!
    「かくれてないで出ておいで!」 國信朋子 様
    受賞者のコメント 最優秀賞に選んでいただき大変光栄です。そして今年も葉書を加工した年賀状が無事に届いたことにほっとしています。年々年賀状のやり取りが減ってますが、それでも楽しみにしてくれる方もいて、私の中では年賀状作成が年末の一大イベントになっています。昨年は喪中で作成せず、のんびりと過ごせた反面、年賀状の無い年末は寂しくもありました。年賀状の文化を大切にし、この賞を励みにこれからも頑張って作ろうと思います。

優秀賞(Amazonギフト券1万円分)

  • トラと探検隊「トラと探検隊」 伴野宏 様 受賞者のコメント この度は、栄えある優秀賞を頂き誠にありがとうございます。私共夫婦は10数年来、干支をテーマに夫婦仲良く年賀状作りに励んでいます。寅についても様々な検討をした結果、リアルなトラに勝るものなし。と、「トラと探検隊」を創り上げました。素直にカメラに向かってポーズを取ってくれた多摩動物公園のトラ達と、木陰演出を手伝ってくれた甥っ子に感謝いたします。今後も、我々の年賀状を楽しみにしてくださっている方々に「夫婦元気でやってます」のメッセージを送り続けてまいります。

優秀賞(Amazonギフト券1万円分)

  • 輝く新年「輝く新年」 石井彩佳 様 受賞者のコメント この度は素敵な賞を頂きありがとうございます。虎の消しゴムハンコを作って一枚一枚手書きで描きました。画像では見えないかも知れませんが、背景の金色は無地ではつまらないなと思いペンで地道に縦横の模様を描いてみました。「金ピカの年賀状が来た!」と驚いてくれた友達もいてとても嬉しかったです。

優秀賞(Amazonギフト券1万円分)

  • 虎ん符「虎ん符」 冨岡慎太郎 様 受賞者のコメント この度は素晴らしい賞を頂き大変光栄、そして驚きです。今後の創作活動の励みになります、ありがとうございます。今回の年賀状のタイトルは「虎ん符=トランプ」と駄洒落になっています。コロナウイルスなど暗い話題が多い昨今、年賀状が届いた方が少しでも笑っていただけるような作品になるよう心掛けました。イラスト自体は消しゴムはんこ、着色はステンシル技法で行っています。手刷り特有の温かみが伝われば幸いです。

編集長特別賞

(Amazonギフト券5000円分)

  • 寅年ちくちく~彩~「寅年ちくちく~彩~」 坂口千恵 様 受賞者のコメント 今年は刺繍で年賀状を~と思ってちくちくしたものの、何か物足りない...そこでインプレスさまのご本の素材を使わせて頂いたところ、なかなか映える出来になり、友人達にも好評の今年の年賀状でした。賞まで頂きとても嬉しいです!だんだん年賀状を送る習慣がなくなってきてますが毎年の楽しみとして続けたいものです。

(Amazonギフト券5000円分)

  • 家計を支える大黒柱「家計を支える大黒柱」 高橋かず枝 様 受賞者のコメント 軽い気持ちで応募していたので受賞は大変おどろきました。パーツイラストを見たときに、図案がパパっと浮かびました。幸い好評だったようで、長らく年賀状の一方通行だった旧知の方々から、電話やハガキで連絡があったりして嬉しかったです。年賀状文化の良さが実感できたように思います。素敵なイラストをありがとうございました。

(Amazonギフト券5000円分)

  • みんなで虎模様「みんなで虎模様」 齊藤彩乃 様 受賞者のコメント 動物オタクの私は毎年主役となる干支たちを年賀状に描いております。「みんな一緒」これは当たり前のようですが、コロナ禍でその温もりが薄れてしまいました。なのでせめて絵だけでも密になりたく、制作した次第です。どうかまた、心置きなくみんな一緒に過ごせる日が戻って来るように、切に願っております。この度は特別賞をありがとうございました!

選評

2022年の年賀状コンテストに沢山のご応募をいただき、ありがとうございました。
ご応募いただきました皆様には編集部一同、厚く御礼申し上げます。

世界が新型コロナウイルス禍に見舞われて2年が経とうとしています。親しい人とさえ直接会えない状況が続き、家族や友人との関わり方が大きく変わった方も多いのではないでしょうか。
そんな中、今年のご応募作品には「年賀状文化を見直した」というコメントがあちこちに添えられ、編集部一同とても温かい気持ちになりました。オンラインやSNSでコミュニケーションを取る方法も一般的になりましたが、お家に届く手作りのお便りは、また一味違った喜びを運んできてくれるようです。今年も「こんな年賀状がお家に届いたら嬉しいな」という視点で、一次・二次・最終と時間をかけて慎重に入賞作品を選び、楽しく審査させていただきました。

2022年は、多くのご応募作品のなかで一際目を引いた「かくれてないで出ておいで!」が最優秀賞に輝きました。鮮やかな寅色のカードにはしっぽが付いていて、引っ張るとメッセージが現れる仕掛けとなっています。模様を活かした寅年ならではのアイデアと、手間を掛けたぶん伝わる気持ちも大きく、満場一致の最優秀賞となりました。

優秀賞には3作品が選定されました。「トラと探検隊」は、本物と撮影したのかと見まごう完成度。編集部でも本物かな?どうかな?と盛り上がりました。「輝く新年」は、豪華絢爛な中に繊細な技術が光る作品。「虎ん符」は、スタイリッシュな絵柄のおちゃめなタイトルに思わず笑顔がこぼれます。

最後に、インプレス年賀状の素材をとても上手に活用してくださった、ほっこり可愛い刺繍作品の「寅年ちくちく~彩~」と、お父様の大変さもおもしろく描かれた「家計を支える大黒柱」、どの動物かな?と考えるのも楽しかった「みんなで虎模様」が編集長特別賞を獲得しました。

残念ながら受賞まであと一歩だった方も、まだご応募されたことのない方も、次回の年賀状コンテストにぜひご応募ください。皆様の力作をお待ちしています。

インプレス年賀状編集部

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