年賀状コンテスト

2012年審査結果

今年も年賀状コンテストにたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。2012年の受賞作品は以下の作品に決定いたしました。

※受賞作品の著作権は、それぞれの応募者に帰属します。転載・配布等はおやめください
※受賞作品の画像は、編集部にてスキャンしたものですので、実物とは色や質感が異なる場合があります

オリジナル年賀状部門

最優秀賞(賞金3万円)

  • みんなで居ると温かい「みんなで居ると温かい」 荒駒 るみ 様 受賞者のコメント 私は毎年、我が家のモルモットファミリーとトリたちをモデルに年賀状を制作しています。今回は、どんなに寒い雪のなかでも家族、友人、みんなが居れば温かいよ、という思いで描きました。年賀状を見てくださった方も、少しでも温かい気持ちになっていただけるとうれしいです。
    この度は、とても素晴らしい賞をいただき、ありがとうございました。今後も楽しんでいただける年賀状をめざして、私自身も楽しく制作をつづけたいと思います。

優秀賞(賞金1万円)

  • Celebration in the sea「Celebration in the sea」 吉田 紋子 様 受賞者のコメント たくさんのタツノオトシゴたちが集まり、1つの結晶となって新年の歓びを舞う......
    海底でひっそりと開かれる美しい祝賀会をイメージしました。

アイデア賞(iTunes Card 3,000円分)

  • 楽しい1年を!「楽しい1年を!」 矢吹 純子 様 受賞者のコメント 素敵な賞に選んでいただき、ありがとうございます。とてもうれしいです☆
    小学生のいとこに向けて、明るく楽しく賑やかな1年にしよう! との想いで作った1枚。購入した素材集を目一杯活用しようと思い、たくさんのイラストを散りばめました。色合いやバランスを考えたり、ふだんは選ばないような素材を使ってみたりと、私自身も楽しみながら作ることができました。どのイラストが好みだったかな?

フォト年賀状部門

最優秀賞(賞金3万円)

  • 遅まきながら 花嫁修業「遅まきながら 花嫁修業」 権田原 りえ 様 受賞者のコメント このたびは素晴らしい賞に選んでいただきありがとうございます。
    私の友達の9割は結婚し、8割は母親となって日々奮闘しています。その友達や子どもたちが受け取ったときに笑顔になるような年賀状を......と昨年のうさぎ年からキャラ弁年賀状を始めてみました。
    なかなか好評であったため、調子に乗って今年も作ってみました。この修行で得た技術が実生活で活かせる日がぼちぼち来ますように! まずは相手......。

優秀賞(賞金1万円)

  • 絆「絆」 a.k 様 受賞者のコメント 受賞できて、とてもうれしく思っています。昨年の震災の体験で、改めて家族の大切さ、絆を感じずにはいられませんでした。この作品を見て、人と人とのつながりを大切に思っていただけたら幸いです。
  • ハンドドラゴン「ハンドドラゴン」 冨永 守泰 様 受賞者のコメント ポスターカラーを使ってペインティングしましたが、子どもたちは若いので、肌がポスターカラーをはじいてしまわないかが心配でした。案の定、何度も重ね塗りしなければならなかったことと、それぞれ手に描かれた絵のつなぎ目を合わせるのが大変でした。また、カメラマンがいないのでタイマーでの撮影になり、ちょっとピンボケしてしまったのが残念。

選評

2012年の年賀状コンテストにたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
ご応募いただきました皆様には編集部一同、厚く御礼申し上げます。

「オリジナル年賀状部門」では、優秀賞1名が「該当者なし」となりましたが、受賞まであと一歩というものなど、数多くの作品が寄せられました。

最優秀賞に輝いた「みんなで居ると温かい」は、ほのぼのとした動物たちの世界を繊細なタッチで描いた、その表現力が受賞の決め手となりました。優秀賞は、題材としても難しい今年の干支「タツ」を見事にタツノオトシゴで模様として描いた「Celebration in the sea」となりました。

また今回は「楽しい1年を!」をアイデア賞とさせていただきました。『年賀状DVD-ROMイラスト12000』のイラストをふんだんに使用したアイデアが光っています。

2012年から部門名を一部変えての募集となった「フォト年賀状部門」では、受け取った人が楽しい気持ちになるユニークな作品が数多く寄せられました。

最優秀賞は、手作りのお弁当で可愛らしいタツを表現した「遅まきながら 花嫁修業」となりました。おせち料理を意識したおかずなど、細部までこだわりが感じられます。
優秀賞の「絆」「ハンドドラゴン」は、どちらも「手」をキーワードに家族の絆や大切さを表現した、温かみのある作品となりました。

応募作品にはアイデアあふれるものや、昨年の世相を反映したものなど、素晴らしい作品が多数ありました。今回は残念な結果となってしまった方も、今回はご応募を見送った方も、ぜひ次回の年賀状コンテストにご参加ください。ご応募お待ちしています。

インプレス年賀状編集部

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